デイリーアーカイブ 1月 7, 2022

《ブラジル》サンタカタリーナで竜巻=民家や工場の屋根などに被害

 サンタカタリーナ州防災局が6日朝、5日の午後、同州イタジャイ渓谷のチンボー市を襲い、甚大な被害をもたらした時速130キロ超の突風は竜巻によるものだったと発表したと6日付G1サイトなどが報じた。  チンボー市では工場地帯中心に被害...

《ブラジル》ペトロブラスがラ米一に=時価総額は706億ドル

 ブラジルの石油公社ペトロブラスの時価が4日の取引終了時点で706億ドル(4010億レアル相当)となり、ラテンアメリカ一の企業として2022年を踏み出したと5日付G1サイトなどが報じた。  この数字は金融情報プロバイダーのエコノマ...

《ブラジル》小児用コロナワクチンの日程発表=早ければ14日にも接種開始=診断書求めず8週間間隔で

 保健省は5日、5〜11歳の子供を対象としたコロナワクチンの接種概要を発表した。今月中に370万回分のワクチンが届く予定で、今月後半には各自治体での接種もはじまるが、大統領や保健省が接種時に求めようとした「医師の処方箋提出」は不要と...

《ブラジル》各地で感染者、入院者増加=病床増加が急務の自治体も=サンパウロ市も道のカーニバル中止

 【既報関連】新型コロナの新変異株「オミクロン」は感染力が強く、ブラジルでも新規感染者の50%を超える事態が起きている。また、H3N2型インフルエンザの流行と重なり、病床不足も起き始めたと5~6日付現地紙、サイトが報じた。  ハッ...

《ブラジル》フランサに家宅捜査=サンパウロ州知事選控え影響も

 元サンパウロ州知事のマルシオ・フランサ氏(ブラジル社会党・PSB)が5日、市警の捜査対象となった。大統領選でルーラ元大統領(労働者党・PT)とジェラウド・アウキミン氏がシャッパ(連立名簿)を組むと噂される中、フランサ氏はフェルナン...

《ブラジル》統一選挙=選挙高裁が投票日程を承認=一次10月2日、決戦投票30日

 選挙高等裁判所が承認した今年の統一選挙の正式日程が公表されたと5日付伯字サイトが報じた。  今年の統一選挙は大統領や知事、連邦議員(上院、下院)や州議員を選ぶもので、第一次投票日は10月2日となる。大統領選や知事選の第一次投票で...

《ブラジル》連邦検察庁がツイッター社に質問状=コロナ虚報の甘い対策に関し

 連邦検察庁が6日、ツイッター社に対し、コロナウイルスのパンデミックに関するフェイクニュース(虚報)にあたるツイートに対して異議を申し立てる方法が少ないことについて、質問状を送った。6日付現地サイトが報じている。  ツイッター社に対する質...

おしゃべりパパガイオ

 ボルソナロ大統領の腸閉塞の原因が噛まずに食べたエビだったと公表されたことで、5日のネット上はボルソナロ氏とエビのジョークで賑わった。エビは左派に例えられることから、伝説の極左ゲリラ「マリゲーラ」の伝記映画を監督した話題の俳優ヴァギネル・モ...

南伯の赤ひげ先生にJICA理事長賞=巡回診療の森口秀幸医師に栄誉=老人病学向上等に大きな貢献

 「ブラジルのシュバイツァー」細江静男医学博士(1901ー75年、岐阜)の孫で「南伯の赤ひげ先生」とも称される日系医師・森口エミリオ秀幸さんが、独立行政法人国際協力機構(JICA、北岡伸一理事長)の『JICA理事長賞』を受賞し、昨年...

沖縄空手=米国大統領から特別功労賞生涯業績賞=ヴィセンテ・デ・ソウザ師範代

 「フラビオ先生のご活躍は大変光栄であり、誇りに思っています」―沖縄県人会会長の高良律忠氏はそう喜んだ。沖縄小林流空手道古武道重礼館ブラジル支部のフラビオ・ヴィセンテ・デ・ソウザ師範代が、米ホワイトハウスのバイデン大統領より特別功労...

■訃報=和柔整体法の中田定和さん

 独自に研究を重ねて「和柔整体法」を編み出し、サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区で診療所「中田東洋医学院」を経営していた中田定和さん(なかた・さだかず、一世、兵庫県)が、昨年12月24日未明にサンパウロ市内の自宅で病後から来る老衰のた...

《記者コラム》オミクロンは猛威を振るうのか?

 最初に断っておくが、コラム子はコロナウイルスに対する隔離政策にもワクチンにも積極的に賛成派だ。だが、ことオミクロン株に関しは、やや疑問を感じているところがある。  たしかに、「感染スピード」や「ワクチンの効きにくさ」に関しては頻...

【新年創刊特別号】令和4年=新年に皇室の弥栄を祈る!=コロナ禍、東日本大震災10年=「平らけき世」の到来を願う

〈人々の願ひと努力が実を結び平らけき世の到るを祈る〉  新型コロナウイルス感染症の世界的流行の長期化により、国民生活が翻弄され、災禍に見舞われた令和3年ー。そこには、新たな生活様式の制約のなかでも、ご公務の新たな可能性を模索し、常...

【新年創刊特別号】《記者コラム》COP26その後=食糧確保のための森林開発は本当か=環境への取り組みは見せ掛け?=実は貧困や暴力招く伐採や金採掘

 地球温暖化、気候変動が一段と深刻さを増し、昨年11月にグラスゴーで開かれた第26回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)では、産業革命前からの気温上昇幅を1・5度に抑えるため、2050年までに世界の二酸化炭素排出量を実質ゼロ...

【新年創刊特別号】感染対策万全で「日本祭り」開催へ=ブラジル都道府県人会連合会 会長 市川 利雄

 新年あけましておめでとうございます。どうぞ、今年もよろしくお願い申し上げます。  そして、「ブラジル日報」創刊おめでとうございます。  邦字新聞社が果たしてきた「日系コミュニティへの情報発信」に加え、昨年11月18日のニッケイ...

【新年創刊特別号】「新しい日常」の中で活動再開=ブラジル日本文化福祉協会  会長 石川 レナト

 ブラジル日報読者の皆様、新年あけましておめでとうございます。旧年中はブラジル日本文化福祉協会に対し、温かいご理解とご協力を賜りましたこと、心よりお礼申し上げます。   この度、ブラジル独立200周年の節目の年に「ブラジル日報協会...

【新年創刊特別号】SDGsの序文(Preamble)=ブラジル日本商工会議所  会頭 村田 俊典

 新年あけましておめでとうございます。  新しい年を迎えるにあたり、ブラジル日本商工会議所を代表してご挨拶を申し上げます。  2000年代に入ってから21年、インターネットの劇的な発達で社会が一変、我々日系社会では世代の交代が進...