デイリーアーカイブ 1月 21, 2022

特別寄稿=日本定住化30周年記念=人材派遣、保育園、ボランティア=3本柱で地域貢献する日系経営者=茨城県の貴志マルシア光子社長=カンノエージェンシー 菅野英明

 「仕事」「保育園運営」「ボランティア活動」を3本柱に、創業者として活躍する貴志(きし)マルシア光子(みつこ)の人となりを取材した。濃厚な地域密着をベースに日本とブラジル2国間の相互理解と関係強化に貢献をしている現状をレポートする。...

《サンパウロ州》ボツカツ市=集中治療室入院者ゼロ!=ワクチンの接種効果明白

 昨年の5月と8月に新型コロナワクチンの実験的集団接種が行われたサンパウロ州ボツカツ市では、オミクロン株による急速な感染拡大の中でも集中治療室への入院者は出ていないと19日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。  アストラゼネカ・...

《サンパウロ州》子供向けの接種を本格化=コロナバックの承認受け

 サンパウロ州のジョアン・ドリア知事が20日、国家衛生監督庁(Anvisa)による6~17歳児へのコロナバックの接種承認を受け、5歳以上の子供向けの接種日程を発表。同日中に100人の子供へのコロナバックによる接種も行ったと同日付G1...

《ブラジル》大統領選=ルーラ「アウキミンに問題ない」=党内反対派を牽制する発言=PTとPSBは党首会談開催

 党内部で一部の強い反対意見がありながらも、労働者党(PT)とブラジル社会党(PSB)の間では、10月の大統領選でのルーラ元大統領とジェラウド・アウキミン元サンパウロ州知事のシャッパ(連立名簿)を中心とした連立が前進している。19、...

《ブラジル》1日の感染者20万人超える=セルフテストの承認はお預け=子供への接種は更に前進か

 国家衛生監督庁(Anvisa)が19日、新型コロナのセルフテスト承認を見送り、保健省に詳細な情報提供を求めた。オミクロン株出現で1日の感染者が20万人を超え、検査の必要性が増す中、保健省は検査キットの大量購入を否定したと19~20...

《ブラジル》年金、恩給を10%強調整=上限額は7087レアルに

 国立社会保障院(INSS)が支払う年金や恩給に関する2022年度の調整率が連邦政府から発表された。20日付現地サイトが報じている。  20日付連邦政府官報によると、最低給与一つ以上の額をもらっている人に対する2022年の支給額は...

《ブラジル》ベロ・オリゾンテ市=大型バス横転で29人負傷=原因は定員無視の過剰乗車

 20日朝、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテで大型バスが横転する事故が起き、29人の負傷者を出した。定員の倍近くの乗客を乗せていたことが原因とされている。20日付現地サイトが報じている。  横転事故は午前7時30分頃、ベロ・オリゾンテ...

おしゃべりパパガイオ

 先週、「ボルソナロ氏はコロナ対策に積極的でなかったから再選は難しい」と語って話題となったテメル前大統領が18日、今度はリオ・グランデ・ド・スル州の新聞「ゼロ・オーラ」の取材に対し、セルジオ・モロ氏の力量は「世論調査が示す通りだ」と皮肉った...

ブラジルの中のチベットを覗く=サンパウロのアジア系住人の今⑤=チベット人編〈1〉=国内には3人が居住中

 大半の人のチベットについての知識は「チベット問題」や「ダライ・ラマ」など、学校教科書に載っている程度だろう。チベットは中国の南西部、ネパールの北に位置し、現在は国ではなく、中国の「西藏自治区」として扱われている。人口は約700万人...

ロビーニョ、早熟の代償

 かつてのブラジルサッカー界のスター、ロビーニョ。彼が2013年にイタリアで起こした集団強姦容疑の判決が実刑9年で確定した。イタリアでの事件判決ということで、ブラジルの外に出ない限り逮捕されないことにはなる。だが、それで罪状が消える...

街角ちょっと見=飲料用アルミ缶生産が増加=缶ビールの家飲み消費が影響

 昨年、缶ビール生産50周年を迎えたブラジル国内で現在、コロナ禍の影響による家庭内での缶ビール消費が伸びている。その結果、飲料用アルミ缶全体の生産量も増加している。  ブラジルアルミ缶製造協会(Abralatas)によると、202...