《記者コラム》お家芸なしでは盛り上がりにくい

 26日からパリ五輪が開幕する。ブラジル内でも開幕が近づくに連れ報道の量は増えている。ただ、それが実際に国民の盛り上がりにつながるかは疑問だ。特に今大会に関しては大きなマイナス要因がある。 ...

《記者コラム》故障で五輪参加断念=メダル期待のラマニ

 23日夜、テレビのニュースで、砲丸投げのダルリン・ラマニ(33)がパリ五輪への参加を断念したと聞き、驚くと共に、本人の心中はいかにと考えた。  ラマニという名前だけで、「ああ、彼ね」と言え...

謝罪決定=恩赦委員会でのブラジル政府の声=「差別の悲劇を繰り返さないために」=日系社会の存在意義を再確認

 【既報関連】25日午後に人権市民権省で行われた恩赦委員会における大戦に関わる日本移民迫害への連邦政府の審議で謝罪が決定されことに関して、昨日は速報として謝罪請求をした奥原マリオ純さんとブラジル沖縄県人会側の声を中心に報じた。今回は審査する側のブラジル政府側の声明をまとめた。23日には139件、24日には126件もまとめて審議されたが、25日は特別な...

過去記事リスト

特別寄稿=言葉は心の顔=日本語学習に奮闘する外国人就労者=サンパウロ在住 毛利律子

総社市のブラジル人  岡山県に総社市という人口7万ほどの古い歴史の町がある。そこは、飛鳥・奈良時代には、備中の国府も置かれ、国分寺、国分尼寺も配置され、備中の国の政治・経済・文化の中心地として栄えた。平安時代には備中国内の神々を合...