マンスリーアーカイブ 9月, 2024

文協統合フォーラム=日系社会の今後を議論=全伯から150人以上が参加

 ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)は14~15日、聖市の同協会ビル貴賓室で「第16回文協統合フォーラム(FIB)」を開催した。今年のテーマは「私たちの協会の再発見」。北はマナウス、南は南大河州から参加者があり、総勢1...

記者コラム 若者の活躍を後押し=進む日系社会の世代交代

 ブラジル日本文化福祉協会(文協)が14~15日に開催した「第16回文協統合フォーラム(FIB)」には150人以上が参加し、その内、約65人が13歳~30歳の若者だった。  「若者同士で関係を築き、各地域のイベント開催などを助け合...

京藤間流=コロニア最古の日本舞踊流派=二代目家元勘輝師匠を偲ぶ会

 日本舞踊の京藤間流(勘悦子会主)による「二代目家元京藤間勘輝師匠を偲ぶ会」が9月22日午後1時から、在伯栃木県人会会館で開催され、家族ら約40人が舞を楽しんだ。当日は勘悦子会主が教えるリベイロン・プレットやカンピーナス日伯文化協会...

間部学画伯生誕100年=記念展覧会を29日まで

 間部学画伯生誕100年を記念して未亡人であるよしの夫人のもとに家族全員が集合、同氏作品の展覧会の開幕式を26日に開いた。展示期間は29日(日)午前10時から午後9時まで。場所はモンテ・リバノ劇場(Clube Atlético Mo...

希望の家「ヴェルデ祭り」=伝統の慈善バザーを今週末に

 希望の家福祉協会(下本ジルセ会長)は第44回目の慈善バザー「ヴェルデ祭り(Festa do Verde)」を28日(土)、29日(日)に同施設(Trav. Hideraru Yamazaki, s/nº – Itaquaquecetuba...

石川県人会文化祭28日から

 ブラジル石川県人会(武部清美エリーナ会長)は28日(土)、29日(日)の両日、午前10時から17時まで、サンパウロ市パライゾ区の同県人会館(R. Tomás Carvalhal, 184)で「第23回文化祭」を開催する。入場無料。28日は...

【27日の市況】Ibovespaは0.21%下落して132,730.36ポイント=ドルは0.12%下落の5.43レアルに

 金曜日! 今週は、ブラジルと米国のインフレと労働市場のデータが多く、中央銀行の決定が行われた直後ということもあり、結局、重苦しい週となった。今日、Ibovespaは0.21%下落して132,730.36ポイントとなり、279.42ポイント...

《特別寄稿》誰も書かなかった日伯音楽交流史 坂尾英矩=(25)=「ブラジルのベニー・グッドマン」=当地ジャズ史に名を遺す醍醐麻沙夫

小説家としての顔は多彩な才能の一つ  ブラジル風物や日本移民をテーマにした数多くの作品を残した作家、醍醐麻沙夫氏(本名:広瀬富保(とみやす))の死はブラジル日系社会にとって大きな損失だった。特に日本移民百年史編纂委員長として貴...

小説=「森の夢」=ブラジル日本移民の記録=醍醐麻沙夫=48

 サンパウロ州の日本人は一万人を越していた。その連絡中心地はサンパウロ市である。小さいながら日本人社会が誕生していた。  赴任した松村は各方面の日本人と精力的に接触した。   といっても、古株の藤崎商店の後藤武夫を中心に小さくまとまった...

X=「最高裁の要請、全て応じた」=復旧に向けて報告書も提出=衛星事業の苦境で態度一変

 国際的SNSプラットフォーム「X」は最高裁に対し、ブラジルの法律を順守し、最高裁が要請した事柄は実行していると伝え、運用再開許可を要請した。同プラットフォームは8月30日以降、ブラジルでの運用が停止されており、運営が再開されるか否...

サンパウロ市長選、投票1週間前もこう着状態

 26日に発表されたサンパウロ市市長選に関するダッタフォーリャの最新世論調査の結果によると、現職のリカルド・ヌーネス氏(民主運動・MDB)が27%で1位、ギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)が25%で2位、パブロ・マル...

ヴァイパーのリーダー死去=ブラジルのメタル界に悲しい知らせ再び

 ブラジルのヘヴィ・メタル・バンド、ヴァイパーのベーシストで創設者のピット・パッサレルが27日、膵臓癌のため、サンパウロ市で亡くなった。56歳だった。ヴァイパーは80年代から90年代に活躍したバンドで、同時期に共に伯国メタル・シーン...

フラメンゴ敗退=リベルタ杯4強は古豪揃いに

 26日のリベルタドーレス杯。フラメンゴは敵地ウルグアイでの対ペニャロル戦を0対0で引き分け、0対1で負けた第1試合での借りを挽回できず、準々決勝で敗退となった。ブラジルからはアトレチコ・ミネイロとボタフォゴの伝統チームが準決勝に勝...

先住民居住地問題=最高裁の調停で合意成立=他の係争への適用も含め

 【既報関連】最高裁で開催されていた先住民居住地の境界設定に関する調停公聴会で25日、マット・グロッソ・ド・スル州のニャンデ・ル・マランガトゥ居住地の境界設定に関する合意が成立。1・46億レの補償金を受け取る代わり、農園主や農業生産...

平成アカデミー=小西リョウさん理事長杯3連覇=第64回全伯珠算選手権大会=暗算珠算十段の阿部さん来伯

 ブラジル珠算連盟(斉藤良美会長)主催による「第64回全伯珠算選手権大会」が9月22日(日)、聖市ビラ・マリアナ区のサンパウロ天理会館ホールにて開催され、平成そろばんアカデミー(浜崎みゆき代表、道地(どうち)セシリア代表)から79人...

ブラジルと中国の貿易システム統合に合意=業務効率化で相互貿易促進へ

 ブラジルと中国の両政府は25日、相互の貿易業務における迅速性、コスト削減、安全性の向上を目的とした合意に署名した。「対外貿易における一元的窓口の協力」と題する覚書は、ブラジルの「貿易システム統一ポータル(Portal Único ...

映画館無差別殺人の犯人=わずか25年間で仮釈放

 1999年当時、社会問題にも発展した、サンパウロ市のショッピングセンター映画館での無差別殺人の犯人マテウス・ダ・コスタ・メイラ受刑者が、裁判所判断で既に出所していることが明らかになった。26日付フォーリャ紙(1)が報じている。 ...

バイア州=ボツリヌス症の患者急増=3市で6人、死者も出る

 バイア州で25日、今年6人目となるボツリヌス症患者が報告され、州民の間に不安が広がっていると同日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。  ボツリヌス症はボツリヌス菌が産生するボツリヌス神経毒素によって起こり、全身の神経麻痺を生じ...

W杯南米予選=10月の招集選手発表=賭博疑惑の選手の名も

 ブラジル・サッカー協会(CBF)は27日、10月に行われるサッカーのW杯南米予選に出場する代表選手を発表した。同日付G1サイト(1)が報じている。  招集された選手は以下の通り。【キーパー】アリソン(リバプール)、エデルソン(マ...

娘が25年越しに正義貫く=警察官になり父殺害犯逮捕

 四半世紀越しの執念と信念がついに実を結んだ――1999年に父親を殺害された女性が警察官になり、25年経って犯人を逮捕した。彼女は長年犯人を追い続け、今年7月に殺人課に配属された後、父親の仇を討った。犯人は2013年に有罪判決を受け...