デイリーアーカイブ 10月 10, 2024

【9日の市況】ボベスパ指数は129,000ポイントまで下落=利上げ圧力で8月以来の最悪水準に

 ボベスパ指数にとって最悪の一日になった。水曜日のブラジルの証券取引所のパフォーマンスを要約すると、そうなる。同指数の終値が130,000を下回ったのは、0.90%高の128,660.88ポイントで取引を終えた2024年8月8日以来だ。しか...

「国家の謝罪勝ち取るのは稀」=群星第10号刊行記念意見交換会で=沖縄県人会すごいと他県入会者も

 ブラジル沖縄県人移民研究塾(宮城あきら代表)は9月28日(土)午後3時から、サンパウロ市リベルダーデ区の沖縄県人会本部会館大サロンで『群星』第10号発刊記念「講演と意見討論会」を行った。縁のアンシェッタ島ツアーを8月に行った清和友...

世界ウチナーンチュセンター整備計画=県民・県系人の意見映す=「ムートゥヤー(本家)」設置を

 【那覇発】世界各国に42万人いるとされる沖縄県系人の母県での交流拠点となる「世界ウチナーンチュセンター(仮称)」の整備をめぐって、市民有志でつくる世界ウチナーンチュセンター設置支援委員会(WUC)が、県系人を含む県民の意見を反映す...

青森県人会=創立70周年式典を20日に=小谷副知事ら慶祝団9人も

 在伯青森県人会(渋川名和幸子マリア会長)は20日午前10時から、招待制で「在伯青森県人会創立70周年記念式典」をサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館(R. Fagundes, 152)にて行う。  母県からの慶祝団として、小...

ジャーナリスト=沢田啓明さんがコラム開始=フットボール見にブラジル移住

 本日から月1回の頻度でサンパウロ州海岸部在住のフットボール・ジャーナリストの沢田啓明(ひろあき)さんが、ブラジル日報でコラム「芸術フットボールを追い求めて」を連載することになった。  沢田さんは1955年山口県生まれの広島県育ち...

芸術フットボールを追い求めて=沢田啓明=第1回=「どうしてブラジル代表はこんなに弱くなったの?」

 「どうしてブラジル代表はこんなに弱くなったの?」―――。最近、知人、友人からこう聞かれることが増えた。  2026年ワールドカップ(W杯)南米予選は参加10カ国がホーム&アウェーで18試合を戦うのだが、8試合を終えた時点で3勝1...

マルサル「自分への謝罪が支持の条件」=ヌーネスとの演壇、拒否され=「勝利するのはボウロス」とも

 サンパウロ市市長選で決選投票に進んだ現職市長のリカルド・ヌーネス氏(民主運動・MDB)は、3位のパブロ・マルサル氏(労働刷新党・PRTB)に関し、「マルサル氏の票は求めたいが、キヤンペーンの演台に彼と並び立つことは遠慮したい」と発...

統一地方選=再選狙った市長は8割当選=棄権率は21%で高止まり

 【既報関連】6日に行われた統一地方選の第一次投票では、従来の選挙では見られなかったような事柄が見られた。  7日付G1サイト(1)は今回の第一次投票で目立った事柄として、1~3位までが1・34%ポイント(8・1万票強)の差という...

《記者コラム》統一地方選の女性当選者は=一次投票で女性市長は15%

 6日は統一地方選の一次投票日だったが、一次投票で当選した市長や市議に占める女性の割合は18%弱で、政治の世界での男女格差は縮まっていないことが明らかになった。  7日付CNNブラジル(1)によると、一次投票で当選した候補者6万9...

大物歌手=農園で奴隷労働課した疑い=コウモリも住むあばら家で

 7日、セルタネージャの大物歌手レオナルド(61)が所有するゴイアス州の農園で奴隷労働が行われていたとの報告が行われ、彼の名前がブラックリストに掲載された。8、9日付G1サイト(1)(2)が報じている。 労働雇用省が7日に発表した報...

中国の景気刺激策が好影響=ブラジル政府が投資誘致提案検討

 中国政府が発表した、不動産危機、内需の弱さ、デフレ圧力などの慢性的な問題に対応する一連の景気刺激策により、中国からブラジルへの資金流入が増加する見込みだという。中国企業のコモディティ需要増加はブラジルの輸出市場に好影響を与え、戦略...

X=約40日ぶりに凍結解除=Xはブラジルの法順守を約束

 8日から9日にかけて、SNSプラットフォーム「X」のブラジルでの運用が再開された。8月30日に運用停止が命じられて以来、約40日を経て復旧した。9日付メトロポレスなど(1)が報じている。  Xが誤った口座に払い込んだ最高裁から科...

サッカーW杯南米予選、10日は対チリ戦

 10日、サッカーのW杯南米予選の対チリ戦が敵地で行われる。この試合はブラジリア時間の午後9時からグローボ局が生中継する。この試合で注目されるのは、所属のバルセロナでウイングからトップ下にポジションを変えて以来、絶好調のラフィーニャ...

ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(27)

 上塚周平は、笠戸丸が日本出発直前に皇国殖民に採用されており、仕事の詳細は知らなかった。それがブラジル入り早々から、会社の代理人として水野の不始末の尻拭いに、心身を擦り減らす羽目に陥った。  通訳五人男も、引っ掛けられた口であった...

LGBTの当選者数が2倍以上に

 今回の全国統一選では、LGBTの候補の当選が大幅に増えている。前回2020年の選挙では97人だったところが225人と2倍以上になっている。その中でトランスの候補者は26人。前回当選者の30人と比べると数は減ったが、それでも国際的に...

襲撃事件の候補者からは当選者出ず

 6日に投票が行われた統一地方選には2023年1月8日の三権中枢施設襲撃事件で逮捕された人が48人出馬していたが、この中からは当選者が出ていないことがわかった。出馬先は市長に2人、副市長に1人、市議に45人だった。ただし、その内の2...

小説=「森の夢」=ブラジル日本移民の記録=醍醐麻沙夫=56

 随分無茶な話だった。彼自身の生活費はどこからも出ないばかりか、足が出る可能性の方が大きい。いつかは旅に出たいと思っていた。まだ見ぬ国々をめぐり歩いて放浪したい……ペンナ駅奥への出発は彼にとって放浪の一変型だと言えないこともない。放浪だった...

JICA協力隊員リレーエッセイ=ブラジル各地から日系社会を伝える=(23)野球活動通じて知る心の暖かさ=アニャンゲーラ日系クラブ 尾嵜凜太郎

 ブラジルのサンパウロ州サンパウロ市にあるアニャンゲーラ日系クラブで野球隊員として活動している尾嵜凜太郎です。野球活動の拠点となるのはサンパウロ市から車で30分ほどのサンタナデパルナイバ市という場所で、そこで少年少女を対象に野球指導...

選挙の賭けで車3台を失う=6万レの請求受ける候補も

 統一地方選では市長選の結果で賭けを行い、資財を失ったり、賭けの賞品を請求されたりする人も出ている。  9月17日付アジェンシア・ブラジル(1)によると、選挙高裁は同日、選挙関連のオンライン賭博は違法との判断を下してい...

ギリシャ人男性が頭撃たれ死亡=オービスで車減速させた直後

 スピート違反か、強盗からの逃亡か――ギリシャ人のメレティオス・バルンパスさん(46歳)が、リオ州幹線道路104号線を車で走行中、強盗犯に襲われ、頭部を撃たれて死亡した。速度違反自動取締装置(オービス)のために、車を減速させた直後の...