デイリーアーカイブ 1月 5, 2022

《ブラジル》年末年始=国道での事故の死傷者増加=交通事故の件数は減少するも

 連邦道路警察(PRF)が3日、12月30日から年1月2日にかけて国道で起きた交通事故による死者は65人で、前年同期の62人を上回ったと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。PRFは毎年、12月30日から1月2日に、「...

《ブラジル》バイオディーゼル油=直接購入で13億リットル=想定の1・5倍の契約量に

 国家原油庁(ANP)が3日、1~2月分として配送業者が生産者から直接購入契約したバイオディーゼル油は13億リットルで、同庁が予測していた需要を約50%上回ったと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。  バイオディー...

《ブラジル》ボルソナロ公務初日にいきなり入院=刺傷事件の後遺症で=物議醸した休暇満喫の後

 ボルソナロ大統領は2日午後、休暇先で腹部の不調を訴え、3日未明、大統領機でサンパウロ市に向かうと、そのまま入院した。2018年の刺傷事件の影響と思われる腸閉塞で、手術の可能性も言われたが、4日未明に帰国した主治医が手術の必要はない...

《ブラジル》二重感染「フルロナ」が発生=インフルとコロナが同時流行=クルーズ船感染800人越え

 オミクロン株の出現でコロナ禍の先行き不透明感が増す中、マスク着用や手洗いなどの防疫対策で感染が抑えられていたインフルエンザの感染も急増。二つのウイルスに同時感染した「フルロナ」と呼ばれる患者も出ていると3、4日付現地紙、サイトが報...

《ブラジル》26州都市長調査 初年度の公約達成はわずか15%=3分の2は手付かずのまま

 2020年の地方選で選ばれた26州都の市長は、任期1年目の2021年に選挙公約の15%ほどしか実行できていなかったと、4日付G1サイトが報じている。  これは、G1サイトが独自に行った調査で明らかになった。それによると、州都の市...

《ブラジル》黒人市議に2度の殺人予告=「お前たちを銃殺する」

 リオ・グランデ・ド・スル州の州都ポルト・アレグレで黒人市議が殺人予告を受けていることがわかった。4日付フォーリャ紙サイトが報じている。  同サイトによると、ポルト・アレグレのマテウス・ゴメス市議(社会主義自由党・PSOL)は、12月27...

《ブラジル》貿易収支の黒字額で新記録=21%増の610億ドルに

 3日の経済省貿易局の発表によると、2021年の貿易収支は610・1億ドルの黒字で、1989年の統計開始以来の新記録を更新と3、4日付現地紙、サイトが報じた。  昨年の貿易黒字は2020年の503・9億ドルを21・1%上回り、過去...

おしゃべりパパガイオ

 12月28日、アトレチコ・ミネイロ(ガロ)のクッカ監督が「個人的な理由」で突如辞任した。全国選手権、ブラジル杯の2冠を達成した直後の信じがたいニュースはサッカーファンを驚かせたが、ガロは現在、後任監督を物色中。候補としては、2019年にフ...

『オキナワ サントス』試写会=沖縄県人会支部等で巡回上映へ=人文研協力、謝罪請求署名も視野に

 ドキュメンタリー映画監督の松林要樹(ようじゅ)氏が撮影・編集・監督を手がけた作品『オキナワ サントス』のブラジル国内での試写会が、昨年末の12月20日午後1時からサンパウロ市リベルダーデ区のブラジル沖縄県人会(高良律正会長)本部会...

聖南西=ピラールで2年ぶりの林間学校=和気藹々と生徒34人が交流深める

 聖南西教育研究会(渡辺久洋会長)主催の第28回林間学校が、昨年12月13日午前9時から午後6時までピラール・ド・スル文化体育協会敷地内で開催された。同イベントはコロナ禍の中で2年ぶりに開催。地元ピラール・ド・スルをはじめ、ソロカバ...

■訃報救済会名誉会長の左近寿一(としかず)さん

 救済会名誉会長の左近寿一さんが12月31日(金)の夜中0時10分頃、サンパウロ市内サマリタノ病院で肺炎により亡くなった。行年97歳。同日14時にモルンビの墓地に埋葬された。  初七日ミサは8日(土)18時にジャルジン・サンベント...

■訃報■二世初の社会福祉士、田名網ボーン富子さん

 生涯を通じて高齢者福祉、権利、環境、人権を守るため活動してきた日系2世初の社会福祉士、田名網ボーン富子さんが先月27日ミナス・ジェライス州ポソス・デ・カウダス市のウニメジ病院で腸閉塞により亡くなった。行年89歳。葬儀はやらず、遺体...

【新年創刊特別号】《記者コラム》22年大統領選を占う=ボルソナロ再選、それともルーラ再登板か?

 2022年のブラジルにとって最も重要なものといえば、独立200周年という大きな節目を祝うこと以外では、間違いなく10月に行われる大統領選挙だ。2018年に大騒動の末に生まれた極右大統領ボルソナロ氏(自由党・PL)は、これまでの3年の任期の...

【新年創刊特別号】先達が築き上げた得難い遺産を継承発展=在サンパウロ日本国総領事  桑名 良輔

 新年にあたり、創刊されたブラジル日報の読者の皆様に謹んでご挨拶申し上げます。今回の創刊により、ブラジルでの日本語による情報発信が継続されることは大変喜ばしく、ご尽力頂いた皆様に心より感謝致します。  約2年前に発生し瞬く間に世界...

【新年創刊特別号】変革のチャンス、更なる躍進を期待=公益財団法人海外日系人協会理事長 田中 克之

 ブラジル日報の発刊にあたり、心よりお祝いを申し上げます。  前身であるニッケイ新聞は、戦後、認識派の新聞として発刊されたパウリスタ新聞、日伯毎日新聞の両紙を母体とし、2019年にサンパウロ新聞が廃刊されてからは、ブラジルにおける...

【新年創刊特別号】2022年 新年のご挨拶=日本ブラジル中央協会 会長 大前孝雄

 明けましておめでとうございます。そして、ブラジル日報のご創刊、衷心よりお祝い申し上げます。  新しい年と新しい邦字新聞の創刊を迎えるにあたり、私より一言ご挨拶申し上げます。  2022年は、1822年に独立国となったブラジルに...