デイリーアーカイブ 1月 25, 2022

《記者コラム》「第2の棄民」始めた日本政府=老いた日系に用なし、若いアジア人へ

 ここ数年、日本でひそかに「第2の棄民」が始まっていると感じる。  「第1の棄民」は言うまでもなく、大戦中の1942年1月、ブラジルが連合国側に着くことを決めて枢軸国との断絶したことを受け、日本国外交官が同年7月に交換船で全員帰国...

《ブラジル》複数のウイルスを同時判定?=インフルエンザと新型コロナ対応

 オズワルド・クルス財団(Fiocruz)が、一回の検査でA型インフルエンザとB型インフルエンザのウイルス、新型コロナウイルス(Sars-CoV-2)を検出できる新しい検査を開発し、19日に国家衛生監督庁(Anvisa)に登録申請を...

《ブラジル》セルジオ・モロ=法相後の給与で疑惑噴出=就職先がLJ企業から多額収入=下院はCPI開設の動き

 10月の大統領選への出馬が有力視されるセルジオ・モロ元法相(ポデモス)に、大きな疑惑が浮上している。同氏が法相辞任後に就職した米国の法律事務所が、モロ氏が判事を務めたラヴァ・ジャット作戦(LJ)の対象となり、債務再建などを請け負っ...

《ブラジル》カーニバルを4月後半に延期=リオとサンパウロのSPグループは異例の同日開催

 新型コロナの感染拡大で、サンパウロ市とリオ市の市長が話し合った後、カーニバルのパレードを4月後半に延期すると発表。なかでも、注目のスペシャルグループのパレードは、4月22~23日に異例の同日開催されることになった。  サンパウロ...

《サンパウロ市》路上生活者が30%増加=パンデミックでの生活難で

 新型コロナのパンデミックにより、サンパウロ市の路上生活者が30%以上増加と24日付現地サイトが報じている。  サンパウロ市市役所によると、パンデミック前の2019年には2万4344人だった路上生活者が、2021年には3万1884...

《ブラジル》大統領が年間予算法裁可=総額4兆7300億レアル

 ボルソナロ大統領が22年度の年間予算法(LOA)を裁可し、24日付連邦官報に掲載したと同日付現地サイトが報じた。  今回裁可された予算総額は4兆7300億レアルで、内1億8800億レアルは公的債務の借り換えに振り向けられる。  22年...

《リオ市》サンパウロ州エンブーの市議逮捕=プールでの人種差別発言で

 サンパウロ州エンブー・ダス・アルテスの市議が、リオ市のプールで監視員らに人種差別的発言を行って逮捕された。24日付現地サイトが報じている。  逮捕されたのはレナト・オリヴェイラ市議(民主運動・MDB)で、市議会では議長も務めている人物だ...

おしゃべりパパガイオ

 今日25日はサンパウロ市にとって468回目となる「誕生日」、つまり市の礎が築かれた記念日だ。通常ならば祝日だが、昨年3月に故コーヴァス市長がコロナ対策のための長期休日「フェリアドン」を作り出すために前倒ししたため、今年は基本的に祝日ではな...

会員増加に向け委員会設置=7月に創立40周年記念大会=ゲートボール連合定期総会

 ブラジルゲートボール連合(UCGB、萩尾ジュリオ会長)は16日、サンパウロ市本藤利スタジアムコートにて第39回定期総会を行い、会員数増加を目的に活動する新たな委員会の設置、7月に創立40周年記念大会を行うことを発表した。  同連...

ブラジルでのチベット文化の発信基地=最高責任者は日系人女性=サンパウロのアジア系住人の今(5)チベット人編3

 チベット亡命政権代表部事務所は世界13カ国に存在し、通称チベットハウスと呼ばれている。活動目的は、チベット問題に関して正しい国際理解の形成を図り、チベットとの友好を促進し、文化交流を推進することである。ブラジル事務所は2016年3...

こどものそのに衛生用品寄付=二天古武道研究所青年部

 二天古武道研究所の青年部「隼」(安里友治(あさと・ゆうじ)部長)は、昨年12月22日に「社会福祉法人こどものその」(小田セルジオ会長)に、紙おむつやアルコールなどの衛生用品一式の寄付を行った。  同研究所は、武道の強さを学ぶだけ...

文協=文化まつり延期

 ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)はサンロッケ国士舘大学センターで1月29、30日、2月5、6日に開催予定だった「文化まつり」を、新型コロナウイルスの新株流行に伴い、3月12、13、19、20日に延期すると発表した。...