おしゃべりパパガイオ

 今日25日はサンパウロ市にとって468回目となる「誕生日」、つまり市の礎が築かれた記念日だ。通常ならば祝日だが、昨年3月に故コーヴァス市長がコロナ対策のための長期休日「フェリアドン」を作り出すために前倒ししたため、今年は基本的に祝日ではない。だが、企業などによっては休みと判断するところもあるようだ。このため、市内各機関の対応を把握するのが難しいが、銀行、ポウパテンポ、INSSなど、生活に関わる機関は開くとのこと。医療機関もだいたい開いているが、AMAが併設されていないUBS(保健所)と動物病院は休業なのでご注意を。また車の乗り入れ規制「ロジージオ」は実施されない。
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 25日はサッカーのサンパウロ・ジュニア選手権(コッピーニャ)の決勝戦が行われる。今年の決勝の組み合わせはパルメイラス対サントス。今年は、パルメイラスには「神童」とも呼ばれている15歳のエンドリック、サントスにはレアル・マドリッドなどの欧州強豪が獲得を狙っているパタチと、世界中のスカウトが目を光らせている選手がおり、かなり盛り上がっている。彼らの将来も含め、楽しみな一戦だ。
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 コッピーニャはサッカー選手の卵たちの大会だが、23日からは23日からサンパウロ州選手権が始まり、大人のサッカー選手の大会も幕を開けた。その開幕戦でパルメイラスがノヴォリゾンチーニョを2―0で下す、幸先の良いスタートを切っている。オミクロン株の感染拡大で、入場規制が強化され、観戦者は70%までに制限されているが、決勝までには制限撤去を望みたい。

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