おしゃべりパパガイオ

 15日、リオ市西部で、高さ約15メートルの鋼鉄製の貯水塔( カイシャ・ダ・アグア)が倒壊し、近くにある5階建ての集合住宅の一部を直撃する事故が起きた。この事故では、ベランダが直撃されたアパートに住む31歳女性が、飛び散った破片で負傷。事故が起きたのはサンタクルス地区の「コンドミニオ・レーメ2」で、福祉住宅政策の「ミーニャ・カーザ、ミーニャ・ヴィーダ」で2014年に建設されたものだ。5階建てで20世帯が住む住宅は各戸42平米で、2万9千レアルで売られていた。防災局は同住宅を立ち入り禁止として安否を調査中だ。
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 米国の経済誌の権威「フォーブス」が14日に明らかにしたところによると、ブラジルの小売り大手「マガジン・ルイーザ」の社主のルイーザ・トラジャーノ氏が、「ビリオネア(資産10億ドル以上の富豪)」の座から落ちたという。ルイーザ氏といえば、パンデミックに見舞われた2020年にネット販売の送料無料化や黒人雇用などでイメージアップ。時の人ともなったが、そんな彼女もインフレや高利子で苦しむ結果となった。
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 今日16日は聖体祭(コルポス・クリスチ)。色とりどりのおがくずでカーペットを作るイベントでも知られ、国民の祝日と思っている人もいるが、実際は市ごとに扱いが異なる任意祝日だ。サンパウロ市では、昨年コロナ対策で行われた「フェリアドン」で前倒しされ、公式には祝日ではないが、慣例として休む企業や団体は多い。

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