【15日の市況】Ibovespaは8続落後0.73%上昇、FRBの利上げ後ドルは2%以上下落 SELICは0.50%上昇して13,25%

 米国の金融機関の動きは不確実性を減らし、市場からは正しい対処と見なされた。Ibovespaは、0.73%上昇し、102,806ポイントで水曜日(15)に終了した。SELICは0.50%上昇して13,25%になり、2016年以来で最高になった。この日は、米国の基本金利が0.75%ポイント引き上げられ、28年ぶりの高金利となることが決定された。

 1994年以来最大の引き上げ幅で、FRBはFed Fundsを1.5%から1.75%の範囲に引き上げた。一般に、米国の金利が上昇すると、リスク資産が下落し、ドルの価格が上昇する傾向があり、投資家は国債への投資を好むというのが市場の共通認識だとすれば、今回は株式市場が高く寄り付き、ドルが後退したので、そのようなことはなかった。
 米国では、ダウ平均が1%、S&P500が1.46%、ナスダックが2.50%の上昇で取引を終えた。
 連続下落の後、Ibovespaがある時点で回復するのは自然なことだったと見るエコノミストもいる。米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した情報を受けて、リスク回避姿勢が大きく後退した見られている。市場にとっては、FRBの審議が正しく、不確実性が一部取り除かれたという認識のようだ。だから「恐怖指数」とされるVIX指数は10.16%下落し、29.37ポイントとなった。
 先週の金曜日から、アメリカの5月のインフレ率が1%上昇し、予想を大きく上回ったことが明らかになり、市場はアメリカ当局がどのように行動するかを疑い、恐る恐るのポジショニングをとるようになっていた。FRBは不確実性を減らし、経済に害を与えることなくインフレを引き下げることに尽力している。
 FRBは正しいことをしたと市場は見ている。今金利を上げることで、後には下がることを含ませ、雇用に打撃を与えずにインフレを抑制する決意を示した。さらに急な利上げを主張する者もいたが、FRBは、利上げはすでに米国を成長への大きなリスクを伴う未知の領域に踏み込ませることを理解していたと見られている。
 米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げにもかかわらず、米国債利回りは低下し、10年物は18.6ベーシスポイント低下の3.297%、2年物は21.9ポイント後退の3.216%で引けた。
 スタグフレーション への懸念から、リスク回避の動きからドルが上昇していた。米連邦準備制度理事会(FRB)のメッセージは、その恐怖心を抑制するのに役立った。市場を崩壊させた恐怖が緩和され、安定した水準に戻りつつある、との見方が広がっている。
 ブラジルのイールドカーブも、ドルの下落やリスク回避姿勢の低下により、全体として低下した。2023 年度の DI は 12bp 低下して 13.56%となった。2025年と2027年のDIの利回りは、それぞれ38ポイント、37ポイント後退し、12.68%と12.59%となった。2029 年度の DI 利回りは 36 ポイント低下し、12.69%となった。
 株式市場では、金利が75ベーシスポイントの新高値となる可能性を残したものの、「正常」ではないと指摘したパウエル議長の講演中に、ブラジル証券取引所のベンチマークが1.85%の高値を付け、この日の最高値を更新した。しかし、終盤は上げ幅を縮小した。
 FRBの講演は、すでにほぼ織り込み済みだった。いずれにせよ、パウエルは株式市場にさらなる追い風を与え、上昇幅が0.50%か0.75%かを明言せず、次の決定においてより柔軟性を確保した、とみるエコノミストもいる。
 ブラジル主要指数の取引で最も上昇したのはクオリコープ(QUAL3)で、同社は前日、昨年発表した提携関係を継続し、ユニメッド保険との提携による集団セグメントの医療プランの販売開始を発表したためだ。当初は、サンパウロ、連邦管区、バイア、マランハオの4地域で提供される予定。
 高値のハイライトはCVC(CVCB3)であった。航空会社:ゴル(GOLL4)、アズール(AZUL4)も目立ったので、原油やドルの下落というシナリオの恩恵も受けた。
 ナチュラ(NTCO3)の株価も8.08%上昇し、高値を更新した。ロベルト・マルケスに代わり、元サンタンデールのファビオ・バルボサがCEOに就任し、最新の企業買収に対応するために企業構造を簡素化すると発表したためだ。

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