第2回移民船旅順丸115周年=記念公園15周年も7月19日に

大部総領事夫妻出席のもと、2010年に記念碑の除幕をする様子、右側が矢野春子さん

 1910年に919人の移民を運んだ第2回移民船「旅順丸」を顕彰するために、旅順丸115組織委員会(矢野春子アメリア代表)は7月19日(土)午前8時半から、サンパウロ市ラッパ区のエジソン・アランチス運動教育センター(通称「ペレゾン公園」 Rua Belmonte, 957, Alto da Lapa, São Paulo, SP)の中にある旅順丸日本庭園で、その15周年を記念する式典を開催する。
 同庭園は旅順丸100周年を記念して2010年8月8日に大部一秋在サンパウロ総領事(当時)夫妻が出席のもと、落成された。同公園の世話をする矢野春子アメリアさんが、旅順丸移民矢野彦次郎さん(福岡県出身)の孫である縁から、ここに建設された。919人の名前が刻まれた記念碑の開幕、枯山水」の庭園、池への錦鯉の放流など盛大な式典だった。
 春子さんの娘のセリアさんによれば、組織委員会メンバーには、同公園管理責任者のタイス・トマゼリ・レメジさん、ガブリエル・アブレウサンパウロ市スポーツ局長らが入っているという。
 旅順丸には各県からの乗船者もいたことから、ブラジル日本都道府県人会連合会にも28日に招待状を手渡した。
 セリアさんは「旅順丸の子孫や縁のある皆さん、ぜひ当日お待ちしております。いらしてください」と呼びかけてる。
【場所】Centro Educacional e Esportivo Edson Arantes do Nascimento/PELEZÃO
Rua Belmonte, 957, Alto da Lapa, São Paulo, SP CEP 05088-050

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