デイリーアーカイブ 2月 19, 2022

《リオ州》ペトロポリス=市役所が寄付用の口座開設=食料品などの必需品購入費に

 15日午後の豪雨によって甚大な被害を受けたリオ州山間部ペトロポリス市の市役所が17日、被災者救援のための寄付金受付用の銀行口座を開設したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。  同市では15日午後の6時間だけで2月の平均月...

《ブラジル》TCU=陸軍が不正入札26回実施=クロロキン成分納入元に疑惑= ボルソナロ政権で急増と指摘

 クロロキン生産に必要な成分を供給する企業に対し、陸軍が26回もの不正入札を行っていた形跡があると、国立会計検査院(TCU)が指摘している。クロロキンはボルソナロ大統領が コロナワクチンの治療薬として推奨していた薬品として知られてい...

《リオ豪雨》死者・行方不明者が347人に=大統領がペトロポリス視察=上院も委員会設置して派遣

 【既報関連】リオ州ペトロポリスでは15日午後、2月の平均月間降水量を超える豪雨が短時間に降り、死者・行方不明者を合わせて347人以上という非常事態に見舞われた。17日も新たな土砂崩れの後、午後には1時間に60ミリ強の強い雨となった...

《ブラジル》W杯優勝2度の名キーパーが実は軍政内通者だったと告発

 ペレと共にブラジルのサッカーW杯の世界一に貢献した名ゴールキーパー、ジウマールことジウマール・ドス・サントス・ネーヴェスが軍事政権時代に軍部の内通者だったことが死後明らかにされた。18日付現地紙が報じている。  これはサンパウロ...

《ブラジル》失業率2桁台25年まで=16年から10年間続く?

 現在のブラジルの失業率は11・6%だが、市場関係者らは失業率が2桁台という状態は少なくとも2025年まで続くと見ている事が分かったと17日付伯字サイトが報じた。  ブラジルの失業率が10%を超えた状態は2016年から続いており、...

《ブラジル》ボルソナロがオルバン首相に「兄弟」=東欧きっての極右政治家

 ボルソナロ大統領は17日、ハンガリーを訪れ、同国のオルバン首相と会談を行った。東欧で白人優越主義の極右政治家の代表格と見られているオルバン氏をボルソナロ氏は「兄弟(irmão)」と呼び、連帯を誓った。18日付現地紙が報じている。 ...

おしゃべりパパガイオ

 国際的な音楽フェスティバル「ロラパルーザ・ブラジル」が、サンパウロ市南部のインテルラゴス・サーキットで3月25〜27日に開催予定だ。17日、開催事務局が「マスク着用と、2回以上コロナワクチン接種の証明の提出」を義務付ける形で開催すると発表...

在住者レポート=アルゼンチンは今=相川知子=4=世代を超えてニッケイをつなぐもの=ご飯から流行のSUSHIへ=(前編)

カワイイクラブカフェが日本産食材サポーター店に認定  去る2月16日午後、JETROブエノスアイレス事務所の西澤裕介所長(2020年10月就任)は、勢禮アナ氏経営の日本を体験できるテーマ喫茶店Kawaii Club Café(...

西森下議=農薬緩和法案が下院議会で可決=「ブラジルに進歩をもたらす」

 西森ルイス弘志連邦下院議員が報告官となって下院議会に提出した農薬の認可期間短縮や緩和を求める『農薬規制緩和法案(Projeto de Lei N 6299 de 2002)』法案が、11月9日に賛成301票、反対150票で承認され...

ロライマ州ボアビスタの日系コミュニティ=少数精鋭、尊敬される日系人8=30年ちょっとの若い州

 ロライマ日系コミュニティは、1955年に11家族、61年に9家族が到着してスタートした。  故・中山正さんは55年にタイアーノ移住地に移住予定だったが、始めはパラー州に住み、72年にマナウスへ移った。74年にボアビスタに移住し、...

連載小説=おてもやんからブエノスアイレスのマリア様=相川知子=第14回

14.青梅  戦争があろうがなかろうが、庭の梅はアルゼンチンの日差しの下、すくすくと育った。子供たちが小学生になって落ち着いてきたころ、実がなるようになった。梅の実が熟し、青みがかった緑になったころ、ぽとっと一つ落ちてきた。  ...

ぶらじる川柳=2月号発刊

 『ぶらじる川柳』(ぶらじる川柳社)の通巻232号が2月10日に発刊された。全62頁。  『年頭句』では「強い寅コロナウイルス踏み潰せ」(サンパウロ・坂上歩さん)、『寅親分退治してくれコロナ禍』(クリチーバ・笹谷聖子さん)など今年...