デイリーアーカイブ 2月 23, 2022

《ブラジル》今年もIPCAは上限超え?=Ipeaが予想値を変更

 応用経済調査院(Ipea)が22日、今年末時点の広範囲消費者物価指数(IPCA)予想値を5・6%に上方修正したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。  Ipeaは12月、22年のIPCAは4・9%との予想を発表していたが、...

《ブラジル》大統領長男が国税庁動かし疑惑を隠蔽?=給与ピンハネ捜査潰し狙って=職員5人使い4カ月粗探し

 大統領長男フラヴィオ上議(自由党・PL)が、リオ州議時代のラシャジーニャ(職員給与のピンハネ)疑惑の捜査を無効にさせることを目的に、国税庁関係者5人を動員して4カ月にわたって自身や家族の経済上の記録を調べさせていた疑惑が浮上した。...

《サンパウロ州》コロナ禍が教育に深い傷跡=在籍登録できない小学生=在校生も当分は補習中心

 【既報関連】サンパウロ州では21日現在も318人の小学1年生が在籍登録できていないと、21日付現地サイトなどが教育現場を巡る諸問題を報じている。  コロナ禍で遠隔授業となり、読み書きできない6~7歳児が4割に増えた事は9日付本紙...

《ブラジル》国連大使「直ちに武装解除を」=ウクライナ問題で大統領と温度差か

 ロシアがウクライナの親ロシア派が実効支配する地域の独立を承認した上、「平和維持部隊」の派遣を命じたことに対し、ブラジル国連大使がプーチン大統領への批判を避けつつ、軍撤退を求めるなどの抗議を行った。21、22日付現地紙、サイトが報じ...

《サンパウロ州》リゾートホテルで火災=ショーの演出で引火

 21日夜11時頃、サンパウロ州内陸部の高級リゾートホテルで火災が起き、20人が負傷、7人が入院する事態となった。22日付現地紙が報じている。  火災現場はサンパウロ州ソロカバ地方セザーリオ・ランジェ市にある「マヴサ・リゾート」で、同ホテ...

《リオ豪雨》ペトロポリスに再び強い雨=サイレン響き捜索作業中断

 【既報関連】15日午後の豪雨で史上最大の惨事に見舞われたリオ州山間部のペトロポリスでは懸命の捜索作業が続いているが、22日は再び強い雨が降り、不明者捜索作業も滞り勝ちと同日付現地サイトが報じた。  22日の雨はヴァルパライゾ、キ...

おしゃべりパパガイオ

 21日、調査団体CNT/MDAが大統領選の世論調査の結果を発表。ルーラ元大統領は42・8%から42・2%に支持率を落としたが、1位をキープ。2位のボルソナロ大統領は25・6%から2・4%ポイント伸ばし、28%にあがった。興味深いのは、4位...

在住者レポート=パラグアイは今=一人当たりセメント消費量がチリやアルゼンチンなみに=2月12日版=硯田一弘(すずりだ かずひろ)

アスンシオン開催だったテニスジュニア世界大会  今週(2月7日の週)はアスンシオン近郊のヨット&ゴルフクラブでテニスのジュニア世界大会が開催され、日本からも選手5人、コーチ4人がパラグアイ来られて連日熱戦を繰り広げました。  ...

熟年クラブ連合会=初の女性会長に二世の辺原さん=会員の7~8割が女性で二世

 ブラジル日系熟年クラブ連合会(熟ク連)の第43回定期総会が1月28日、サンパウロ市リベルダーデ区の同連合会福祉センターサロンで対面とオンラインを合わせて開催された。役員改選で初の女性会長、辺原良子さん(えばら・よしこ、二世)が選出...

ロライマ州ボアビスタの日系コミュニティ=少数精鋭、尊敬される日系人 10=多国籍なジャクシーの夕べ

 江田家では、昼間はよく働き、休日はボアビスタの夜風に吹かれながら親せきや友人を集めて食事を囲むのが習わしである。彼らが異郷の地で奮闘する両親祖父母を見て育ち、家族のきずなの大切さを実感して生きてきたことは言うまでもない。  日本...

連載小説=おてもやんからブエノスアイレスのマリア様=相川知子=第15回

15. 私はドーニャ・マリア、マリア様  近所の移住仲間同士、気心がしれてときどき集まった。イタリア、スペインはもちろん、この地域にはポルトガルから来た人も多かった。共通語のスペイン語は全くうまくならないが少しは理解できるようにな...

JICAボリビア=沖縄との経済交流活性化を=南米向けオンライン説明会

 JICAボリビア事務所は24日午後8時(ブラジル時間)に「OKINAWA TO 沖縄 ビジネスセミナー」をオンライン会議ツール「Zoom」上で開催する。スペイン語進行、ポルトガル語、日本語同時通訳付き。  ボリビア東部のオキナワ...