デイリーアーカイブ 2月 18, 2022

《ブラジル》ボルソナロが選挙への不信発言を再開=軍が「票の安全性」で大量質問=TSEは質疑応答を公開し対応

 ボルソナロ大統領が選挙の票集計に対する不信発言を再開し、選挙高裁(TSE)と再度の舌戦を始めた。そこには軍を絡めたやりとりも存在する。16日付現地紙などが報じている。  ボルソナロ氏による票集計不信発言が再び始まったのは、12日...

《リオ州》ペトロポリス豪雨の死者と不明者200人超す=再びまとまった雨の予想も

 【既報関連】15日午後、リオ州ペトロポリスを襲った豪雨は、史上最大の自然災害といわれた2011年の豪雨を上回る被害を同市に与えている。  16~17日付現地サイトによると、今回の死者は16日22時現在で94人、17日18時現在で...

《ブラジル》大統領選=レイテがPSDと移籍交渉?=ドリアは出馬断念の可能性も

 リオ・グランデ・ド・スル州のエドゥアルド・レイテ知事(民主社会党・PSDB)が、社会民主党(PSD)と大統領選出馬を前提とした移籍交渉を行っている。一方、PSDBが民主運動(MDB)と連立を組む交渉も進んでおり、ジョアン・ドリア・...

《ブラジル》値上がりが著しい学用品=幼児用はIPCAの3倍

 初等、中等教育課程では大半の学校が2月から対面授業を再開した。新学年開始時に父兄が頭を痛めるものの一つの学用品は、政府の公式インフレ指数でもある広範囲消費者物価指数(IPCA)を上回る率で値上がりしている事が判明と16、17日付現地紙、サ...

《ブラジル》「亡くなったコンゴ移民は馬鹿者」問題の黒人会長、またも失言

 黒人文化保護のためのパルマレス文化財団のセルジオ・カマルゴ会長が、1月にリンチを受けて殺害されたコンゴ移民のモイゼ・カバガンベさんを「馬鹿者」呼ばわりしたことで捜査される可能性が浮上している。17日付現地サイトが報じている。  これの発...

おしゃべりパパガイオ

 ロシア、そしてハンガリーへの訪問を行っていたボルソナロ大統領に、次男のカルロス氏が同行していたことが話題となっている。カルロス氏の本来の肩書きは、リオ市の市会議員。連邦政府内では何の役職も持っていないのに、なぜ大統領の外遊同行などの職務を...

《特別寄稿》オミクロンとの闘い=サンパウロ市在住  広橋勝造

著しい倦怠感と食欲減退で即入院を判断  オミクロンにかかってしまった。宮城県人会の元会長の中沢氏や、「私たちの50年ブログ」の責任者の和田氏の命令(強請、要望)で、20日間の入院闘病生活を分かりやすく簡単でなるべく詳しく書く事...

静岡県人会=JICA助成金で会館改修=「明るく安全な会館に」

 ブラジル静岡県人会は国際協力機構(JICA)から5万1929・80レアルの助成金を受け、会館の改修工事を行い、1月15日に工事を完了させた。  助成金は「移住者の団体に対する助成金交付事業」の一環として交付された。同助成金事業は...

ロライマ州ボアビスタの日系コミュニティ=少数精鋭、尊敬される日系人 7=日本の難民支援活動に感謝の声

 日本政府は近年、国際協力機構(JICA)を通じて、ANIR(ロライマ日伯協会)への支援だけでなく、ロライマ州に到着したベネズエラ難民への支援活動も積極的に行っている。このことからロライマ州では、日本に対する好感度が非常に高まってい...

連載小説=おてもやんからブエノスアイレスのマリア様=相川知子=第13回

13 子どもたちの教育と近所づきあい  戦争が勃発し、アルゼンチンは最後まで参戦しなかったけれども、結局は敵性語、敵国の言葉を習っているとして日本語学校は閉鎖に追いやられた。校舎を没収された学校もあったそうだ、かわいそうなことだっ...

「カリスマなき政党」の悲哀

 10月の選挙で主役の座を狙っていたブラジル社会党(PSB)が、「現実」という名の壁にぶち当たっている。  大統領選におけるルーラ元大統領の人気に便乗して、労働者党(PT)と連立を組み、サンパウロ州知事選を有利に進めようとしたが、...