デイリーアーカイブ 2月 4, 2022

《ブラジル》基本金利が4年半ぶり2桁台10・75%に=3回連続で1・5%P上昇=インフレは2年連続で高進か

 中央銀行の通貨政策委員会(Copom)は2日、経済基本金利(Selic)を1・5%ポイント(P)引き上げて10・75%とした。Selicが2桁台に乗るのは約4年半ぶりのことで、高インフレの前に経済活動が停滞していることを意味する。...

《サンパウロ市》幹線道路の復旧はいつ?=中央レーンは3日夕方再開=地下鉄建設現場陥落事故

 【既報関連】1日に発生したサンパウロ市地下鉄6号線建設現場での下水管破損とそれに伴うマルジナル・チエテの路面陥没事故は、市内の交通、物流に多大な影響を与えており、市内の交通の正常化を最優先しながらの復旧作業が進められている。  ...

《ブラジル》バローゾ判事「真の理由は支援の喪失」=ジウマ罷免の持論を語る

 最高裁のルイス・ロベルト・バローゾ判事が2日、2016年のジウマ大統領の罷免について、辞めさせられた本当の理由は、罷免請求に記載された粉飾会計(ペダラーダ・フィスカル)ではなく、政治的な支援を失ったこととの見解を示した。3日付現地...

《ブラジル》対面式の生存証明廃止=年金受給者らに朗報!

 連邦政府が2日、年金受給者らが年に1度行っていた対面式の生存証明を廃止する省令に署名したと2、3日付現地紙、サイトが報じた。  国立社会保障院(INSS)はこれまで、年金や恩給その他の恩恵を受けている人達に対し、年1度、生存証明...

《アマゾン》マナウスでヘリコプター焼討犯らを逮捕=不法な金採掘監視への報復か

 2日、アマゾナス州マナウスで起きた国立再生可能天然資源環境院(Ibama)のヘリコプター焼き討ちを命じたとされる企業家がゴイアス州で逮捕された。2、3日付現地紙、サイトが報じている。  逮捕されたのはアパレシード・ナヴェス・ジュニオル容...

おしゃべりパパガイオ

 1月31日に起きたサンパウロ市の幹線道路マルジナル・チエテの路面陥没で一躍有名になった円形の巨大トンネル掘削機「タトゥゾン」が、下水に浸かったために修理が必要になった。タトゥゾンは長さ109メートル、直径10・61メートル、重量2千トン、...

静岡文化芸術大学=JHSPとアートマネジメント交流=オンラインで研究成果発表=今の日本の食文化伝える

 静岡文化芸術大学は1月18日、アートマネジメント教育の一環としてサンパウロ市の日本文化広報施設ジャパン・ハウス(JHSP)と協同で行っているオンライン・インターシップ事業の成果発表会をオンライン開催した。  同大学は2018年か...

連載小説=おてもやんからブエノスアイレスのマリア様=相川知子=第4回

4.長い船旅の後  アルゼンチンに長い長い船旅の後、ぐっすりとした眠りから、はっと目が覚めたのは、迎えが来たという合図があったからだった。本当はどんなことを言われたのか皆目見当がつかなかった。  アルゼンチンではカステシャーノと...

朝蔭=12月(506)号

 朝蔭発行所(佐藤寿和(すわ)代表)による俳句誌『朝蔭』の第506号が昨年12月1日に発刊された。全41ページ。  今号には、移民俳人佐藤念腹の句を振り返る「句帳念腹」、寿和代表による選句「雑詠寿和選」と「句評寿和」、第43回誌上...

『消えゆく民主主義』以後のモロ

  「ペトラ・コスタ監督はドキュメンタリーの続編を今すぐにでも作りたいのではないだろうか」。最近、そう思うことが増えている。なぜならセルジオ・モロ氏に関する疑惑が立て続けに報じられているからだ。  ペトラ氏が監督を...