サトウキビ(Foto:Victoria Priessnitz/unsplash)
国際砂糖機構(ISO)は15日、2024/25農年の世界砂糖不足予測を488万トンから547万トンに上方修正した。これは9年ぶりの大規模な不足となる見込みであり、特にインドとパキスタンの生産が予想を下回ることが影響している。一方、次の25/26農年におけるブラジルの砂糖生産は4204万トンに達すると予測され、これにより世界市場の砂糖供給が回復し、153万トンの世界的な余剰形成に寄与する見込みだという予測が示されたと16日付ノヴァ・カナ(1)(2)が報じた。