
【既報関連】21日付CNNブラジル(1)によると、ルーラ大統領は同日、低所得者世帯向けの電気料金割引制度「社会的電気料金(タリファ・ソシアル・デ・エネルジア)」の適用対象を拡大する暫定令(MP)に署名した。対象となるのは、月間消費量80キロワット時(kWh)以下、かつ1人当たりの収入が1/2最低賃金以下の世帯で、統一登録システム(カダストロ・ウニコ)に登録された低所得層、継続的社会扶助給付(BPC)を受給している障害者や高齢者、先住民族、キロンボラ(黒人の逃亡/解放奴隷の子孫)などが含まれる。政府は同措置により約6千万人が恩恵を受けると見込む。