１日、サッカーＷ杯で日本代表が、１１月２３日のドイツ戦に続き、スペインにも歴史的な勝利を記録。激戦と言われていたＥグループを１位で通過するという大番狂わせを成し遂げた。これにはブラジルのサッカーファンも狂喜したが、その理由は日本そのものより、日本がドイツをグループリーグで敗退させたことにある。ブラジルのサッカーファンの多くが２０１４年の自国開催のドイツ戦で１―７の屈辱の大敗を喫したことにトラウマを抱えているためだ。あの試合のメンバーがまだ出場していたからなおさら。仇は自分でとれば良いとも思うが、それ以前にドイツが屈辱を味わうことの方が嬉しいのか。
◎
この決勝トーナメント進出により、日本の次戦はブラジリア時間の５日１２時からの対クロアチア戦となる。相手は前大会の準優勝国と、またしても強い相手となるが、ドイツとスペインという強敵を下した後だけに、怖いもの知らずで自信をもって戦うことを期待したい。次戦にも勝てば日本にとって初めてのベスト８となるが、その場合、相手がブラジル代表になる可能性もある。どうなるか。
◎
このところ連日、雨が降り続いていたが、１日のサンパウロ市は若干の降雨が記録された水系があったものの、ほとんどのところで久しぶりに雨が降らずに終わった。ただ、予報ではあいかわずの雨模様で、７日までは雷を伴った激しい雨も予想されている。サッカー観戦も良いが、気楽に外出もしたいところ。
