おしゃべりパパガイオ

 クリスマス前後から海岸部などにある行楽地に行って年末年始を過ごすのがブラジル流のクリスマスの過ごし方。そういうこともあり、クリスマス前後は高速道がいつも混雑する。現地紙によると、サンパウロ州ではイミグランテス/アンシエッタ、アニャンゲーラ/バンデイランテス、カステロ・ブランコ/ラポーゾ・タヴァレス、アイルトン・セナ/カルヴァーリョ・ピントの各高速道が、
25日は8時から12時もしくは13時まで、26日は15~20時、27日は16〜22時が混雑するとか。出かける時は渋滞をかわす工夫を。
     ◎
 サンパウロ市は23日、来年のカーニバルに参加を申請していたブロッコの内、28が参加をキャンセルと発表した。その中には、サンパウロ市のカーニバルではいつも盛り上がる、人気女性歌手ダニエラ・メルクリの「ピポッカ・ダ・ライーニャ」なども含まれている。オミクロン株での入院率はデルタ株より低いことなどが国際的に報じられている上、ブラジルでの感染スピードは他国よりも遅い方なので、判断が少し早い気もするが、たしかにブロッコはワクチン・パスポートが出し難く、羽目を外し易い。バイア州知事も同日、コロナとインフルエンザでカーニバル中止と発表したし、リオ市もサプカイーのパレードは保証しても、ブロッコは様子見。仕方ないか。
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 コロナ禍2年目にインフレ、ボルソナロ大統領の非民主主義的デモ行為など、2021年も伯国は揺れに揺れた。「ブラジル日報」が本格的に始動する2022年は、そうした混乱が少しずつ収まり、希望のある未来に向かい始める1年になることを期待したいところ。良いお年を。

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