デイリーアーカイブ 9月 17, 2022

《ブラジル》11%の青少年が学校離れる=最大の理由は仕事があるから

 ユニセフ(Unicef:国連児童基金)が調査・統計機関のIpecに依頼して行った調査によって、11~19歳の青少年約200万人(11%)が学校を離れている事が明らかになったと15日付付G1サイトなどが報じた。  15日に「202...

《ブラジル》ボルソナロ「唯一のミスは口が悪いこと」 TV出演で自政権を過大評価

 ボルソナロ大統領が13日、SBT局の番組でインタビューを受け、「あなたが現政権で犯したと思うミスは何ですか?」との質問に、「悪い言葉を使う事」と答えて自政権のミスを隠した上、実績を過大評価し、選挙宣伝に利用したと批判されたと同日付...

《ブラジル》世論調査でボルソナロ支持率が微減=ルーラは一次勝利にもう一歩=サンパウロ州ではガルシアに伸び

 15日、ダッタフォーリャによる大統領選の世論調査の結果が発表され、1位のルーラ氏(労働者党・PT)が先週と同じ支持率を堅持したのに対し、追うボルソナロ大統領(自由党・PL)の支持率が微減した。また、サンパウロ州知事選の世論調査では...

《ブラジル》最高裁が看護師最賃法差し止め継続=資金源を確保せぬ法の限界=求められる解雇や病床閉鎖回避策

 【既報関連】最高裁のルイス・バローゾ判事が4日に出した、看護師の最低給与を定めた法令差し止めの司法判断に関する全体審理は15日の時点で過半数の賛同を得て、差し止め継続が決まったと15、16日現地紙、サイトが報じた。  看護師達の...

《ブラジル》選挙戦過激化による暴力被害に恐怖感広がる=国民の約3分の2が不安に

 選挙運動が終盤を迎える中、国民の約3分の2が「政治的対立が原因で周囲から暴力被害を受けるのでは」と不安に駆られていることが、ダッタフォーリャによる調査の結果わかった。15、16日付現地紙、サイトが報じている。  これはダッタフォ...

《ブラジル》黒人文化保護財団元会長がサンバ歌手訴え敗訴=「白人の魂を持つ黒人」と揶揄され

 「白人の魂を持つ黒人」と呼ばれたことで、サンバ界の大御所マルチーニョ・ダ・ヴィラを訴えていたパルマレス財団元会長セルジオ・カマルゴ氏の上告が却下された。15、16日付現地紙、サイトが報じている。  事の発端はマルチーニョが昨年、クルトゥ...

《ブラジル》中銀の経済活動指数が1・17%上昇=12カ月間では2・09%

 中央銀行が15日、7月の経済活動指数(IBC―Br)は145・55ポイントで、前月比で1・17%上昇したと発表したと同日付現地サイトが報じた。  IBC―Brは昨年来、上下動を繰り返しており、2月に1・89%増えた後、4月と5月...

おしゃべりパパガイオ

 このところ、大統領選の世論調査機関として、ダッタフォーリャへの注目度が高まっているおかげで、その調査員がボルソナロ大統領の支持者たちから被害を受けているという。ゴイアニアでは調査員が押し倒され、リオ・グランデ・ド・スル州では大統領派を自認...

【16日の市況】イボベスパ指数は4セッション連続で下落、週足で2.7%マイナス

 米国とブラジルの金利決定前夜、世界経済の減速を示唆した動きは、投資家のムードを悪化させた。  イボベスパ指数は、金曜日(16日)に4セッション連続の下落を記録した。一日の最小値で、109千ポイントのレベルに達した。ウォール街の株価も下落...

サントス厚生ホーム=新多目的ホールなどお披露目=「見違えるようになりました」=JICA約156万4千レ助成

 サンパウロ日伯援護協会(援協、税田パウロ清七会長)傘下の日伯福祉援護協会高齢者施設「サントス厚生ホーム」は8月31日、国際協力機構(JICA)助成による新設備お披露目式をサントス市の同ホームで行った。JICAによる約156万4千レ...

いけ花協会=60周年記念花展盛大に開催=寄り抜きの78作品が一堂に

 「3年ぶりの展示会。『ようやく』という気持ちで生けています」――16日朝、ブラジルいけ花協会設立60周年を記念する生け花展会場に足を運ぶと、翌日からの一般入場に向けてその場で花を生けている姿があちこちで見られた。  冒頭の言葉は...

須郷清孝会長が交代=ブラジル倫理の会、サンパウロ州倫理法人会

 「ブラジル倫理の会」と「サンパウロ州倫理法人会」は9月、両団体の会長を須郷清孝会長(2世)から、カルロス・フルクィンさんとマリア・デ・アジスさんに交代した。  「ブラジル倫理の会」は、日本の一般社団法人「倫理研究所」の提唱する倫...

「人としての生き方学んだ」=稲盛和夫氏追悼法要

 ブラジル経営哲学研究所(板垣勝秀代表世話人)は10日、8月24日に死去した稲盛和夫氏を偲ぶ追悼法要をサンパウロ市リベルダーデ区の佛心寺で行った。  法要には研究所関係者や稲盛氏の経営思想に賛同する一般参加者ら29人が参加。挨拶に...

朝蔭514号発刊

 朝蔭発行所は8月1日、月刊俳句誌『朝蔭514(8月)号』を発刊した。  『雑詠寿和(すわ)選』では、「ニュースよりメールの速き火事便り(モジ・ダス・クルーゼス・村上士郎)」「地球病む不戦の誓ひ露と消ゆ(サルト・デ・ピラポーラ・百...

連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第43話

 この私達の経営を一層悪くしたのが一九六五年に購入したバルメット印のトラクターであった。伯銀との支払契約は一年据置きの三年払いで、期日が来たら支払わねばならない。払う金はないので、伯銀にも焦げ付きとして借金が残っていく。伯銀としても取立てが...