デイリーアーカイブ 7月 26, 2022

《ブラジル》ブルマジーニョ市に巨大絵=ダム決壊事故の犠牲者偲び

 ミナス州ブルマジーニョ市で24日、2019年1月25日に起きたVale社のコレゴ・デ・フェイジョン鉱山での鉱滓ダム決壊事故の犠牲者を偲ぶ巨大画が公開されたと同日付エスタード・デ・ミナス紙電子版などが報じた。  この絵画はフランス...

《ブラジル》新身分証明書の発行開始=当面は6連邦自治体から

 26日からリオ・グランデ・ド・スル州を皮切りに新しいRG(身分証明書)の発行が開始されると24~25日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。  最初に発行が始まるのはリオ・グランデ・ド・スル州で、その後はアクレ、連邦直轄区、ゴイ...

《ブラジル》ボルソナロが大統領選出馬を正式宣言=夫人「夫は神に選ばれた」=9月7日の抗議デモ呼びかけ

 ボルソナロ大統領(自由党・PL)は24日、リオ市でのPL党大会で大統領選公認候補に認められ、出馬表明を行った。大統領はここでも最高裁への攻撃を繰り返し、9月7日の独立記念日に抗議デモを行うよう支持者たちに呼びかけており、同日の治安...

《ブラジル》サル痘患者が700人超す=止まらない増加の勢い=予防接種入手生産を検討

 【既報関連】感染者が75カ国で1万6千人を超え、死者も5人出ている事で、世界保健機関(WHO)が23日、サル痘で緊急事態を宣言した。これを受け、ブラジル保健省も予防接種ワクチン購入に動き始めたと23~25日付現地紙、サイトが報じた...

《ブラジル》モラエス判事が大統領派インフルエンサー逮捕=ルーラや最高裁判事殺害を示唆

 22日、ルーラ元大統領や最高裁判事を殺すと脅していた、ボルソナロ大統領派のインフルエンサー(ネット上で影響力のある人物)が22日、最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事の命令で逮捕された。22、3日付現地紙、サイトが報じている...

《サンパウロ市》消息不明の女性遺体で発見=夫が刺殺?傍には赤ちゃん

 24日、サンパウロ市で34歳女性が遺体で発見された。暴行を受けた痕跡があり、傍のベビーベッドにいた生後8カ月の赤ちゃんは脱水症状などを起こしていた。警察は女性殺人事件と見て捜査中だ。25日付現地サイトが報じている。  遺体で発見されたの...

《ブラジル》建設業のGDP成長続く=金利引き上げ等の壁はあるも

 ブラジル建設業界協議所(CBIC)が25日、2四半期連続で建設業界の国内総生産(GDP)の成長見込みを上方修正したと同日付現地サイトが報じた。同日発表されたのは「建設業の経済的パフォーマンス―2022年第2四半期」と題する報告書だ。  ...

おしゃべりパパガイオ

 大統領選まで2カ月強となり、候補公認や出馬宣言が続いているが、キャンペーン中に候補者の登場を告げる短いテーマ曲「ジングル」の発表も続き、注目されている。音楽的傾向も様々で、ボルソナロ氏は保守層にかねてから強い人気のカントリー・ミュージック...

【25日の市況】Ibovespaは1.36%上げて10万ポイントの大台に復帰、ドルはマイナス2.35%でR$ 5.40割る

 コモディティがブラジル株式市場を押し上げ、アメリカ株式市場よりも上昇し、レアル高に貢献した。Ibovespaは月曜日(25日)、1.36%の高値で100,269ポイントで引け、7月8日以来の終値水準となった。ブラジル証券取引所の主要株価指...

《記者コラム》すでに〝世界交代〟した日系社会=一見同じに見えてもポ語世界に

日系社会における「日本語世界」と「ポ語世界」  6月、20年ぶりぐらいに文協の「第55回コロニア芸能祭」を取材に行った。主催者はもちろん文協、司会は以前と同じ藤瀬圭子さん、パンフレットもほぼ同じ、イベント名称も会場も演目数、出場者数、...

エスペランサ婦人会が年内解散=「残念ですが仕方ありません」=高齢化にパンデミックが追い打ち

 「パンデミックの間、子どもが外に出してくれなくなり、会員が集まらなくなりました。本当に残念ですが、仕方がありません」。サンパウロ市にあるブラジル日本文化福祉協会(文協)ビル5階のエスペランサ婦人会サロンで19日午後、同会員向けに活...

連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第12話

 錨を後部から下ろし、船が静止したら前頭部から巾三十㌢位、長さ八~十㍍位の道板を降ろして、前からは陸に錨を下ろして固定して、そのびよんびよんとする道板を上下して荷を積むのである。砂や石を運ぶ籠は前後びよびよしなる天びんで下げてあり、それをつ...

コロナ禍乗り越え、活動再開=生演奏が魅力のサウーデ楽団

 約50年の歴史を持つ「サウーデ楽団」がコロナ禍を乗り越え、今年5月頃から活動を再開した。同楽団は、まだ日系社会にカラオケが無かった1974年に創立。当時は、1世の楽団員や歌い手も数多く、楽団活動を「唯一の楽しみ」とする人々によって...

高嶋さん優勝、初代女流王将に浜さん=第48回ブラジル王将戦大会

 ブラジル将棋連盟(ジェームス・マン・デ・トレド会長)は5月28、29日、6月4、5日に「第48回王将戦・第1回女流王将戦」を国際将棋対戦サイト「81道場」にてオンライン開催した。参加対象はブラジル国籍者、ブラジル在住者のみ。王将戦...

移住論文最優秀賞のモッタさん講演=JICA横浜、オンラインで

 JICA横浜海外移住資料館は日本時間7月30日(土)10時から11時、京都外国語大学外国語学部・講師フェリッペ・モッタさんによるオンライン講演会「1940年、はじめて見る日本~ある日系2世と一人の非日系ブラジル人の来日記」をオンラ...

連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第11話

 私の高校時代は農科と商業科と合わせて四十人位だったと思うけど、その科の違いを越えて、皆仲良くやっていた。商科には女生徒も数人いて雰囲気がなごむ時間もあった。特に親しい仲間は五~六人いたけど、親友は同じ畑浦から一緒に通学していた私より二つ年...

連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第10話

 父、弥吉は変なところで潔癖で金よりも名を重んじるところが強く、自分たちが主導する組合からあまり金を取らずほとんどボランティアに近い奉仕で仕事をしていたようだ。    中学校卒業、そして重労働の始まり  その様にわが家はいつも金不足で私...