Anfavea=四輪生産300万台予測=26年にはコロナ禍前越えか

Anfavea会長は「自動車産業は2026年にパンデミック前の水準を上回る」とみている(16日付バンジニュースの記事の一部)
Anfavea会長は「自動車産業は2026年にパンデミック前の水準を上回る」とみている(16日付バンジニュースの記事の一部)

 全国自動車工業会(Anfavea)のマルシオ・デ・リマ・レイテ会長がバンジ局のインタビューに対し、ブラジルの自動車生産台数は2026年までに300万台に達し、新型コロナウイルスによるパンデミック前の280万台を上回る可能性があると述べた。16日付バンジニュース(1)が報じている。
 「2025年末にはパンデミック前のレベルにまで回復するはずだ。そして26年には生産台数300万台という大台に乗る。これは我々自動車産業にとって理想的な数字だ」と述べた。
 同氏はまた、ブラジルのエネルギー転換における国内市場の成長と発展に関連し、バイオ燃料の重要性にも言及した。
 「ブラジルは電気化に向かっており、エタノールやバイオ燃料を使ったハイブリッド車を推進している。間違いなく、この技術が主流になるだろう。ブラジルが生産と販売を補完し、自動車産業の成長を進める際に、より慎重なステップを踏むことが重要だ」と説明した。
 ブラジルと中国やアルゼンチンの関係については、「メルコスルの影響もあり、アルゼンチンは今後もブラジルに対する主要な輸出国であり続けるだろう。アルゼンチンには技術や施設が整っているし、メルコスルでは輸入品への課税ゼロという重要な優遇措置が適用されている。中国は成長しているが、現時点では電気自動車など、数量的にやや限定的な技術においてのみだ。中国からの輸入拡大の可能性は高いが、メルコスルからの輸入品の方が多くなるのは当然だ」と語っている。
 レイテ会長はまた、18年以来開催されていないブラジルでのモーターショー復活の重要性についてもコメントした。従来のモーターショーとの主な違いは、未来的な車ではなく、国産産業に焦点を絞るという方向性だ。
 「ジェラルド・アルキミン副大統領から24年のモーターショーの開催について要請があった。今年末にサンパウロ市アニェンビでショーを開催する予定だが、形式は異なる。その目的はブラジルの技術、生産、産業にスポットを当てることであり、派手なものにはならない」と述べた。
 1月10日付のポデール360(2)は、Anfaveaのデータによると、24年の生産台数予測は約247万台となると報じている。23年、自動車メーカーは232万台の新車を市場に投入したが、前年の237万台を1・9%下回った。
 レイテ会長によると、パンデミック以前の水準への回復を加速させるには、Moverプログラムが重要な要因となるという。これは、脱炭素化、技術開発、国際競争力の向上を支援することを目的とし、持続可能性に投資する自動車メーカーに税制優遇措置を提供する奨励プログラムだ。これにより、自動車産業への投資の予測可能性を保証し、今後数年間の自動車生産を後押しする。同プログラムはルーラ大統領が23年12月30日に出した暫定令で規定されており、議会での分析、承認後、正式な法令となる。
 もう一つの重要な要因は新技術を持つ車両の輸入規則の変更だという。その一つは今年1月からの電気自動車への輸入税再開で、政府はこれにより、国内産業の発展を目指している。レイテ氏は、同措置により、予測不可能さや不安が軽減され、多くの投資が促進されるはずだと説明している。

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