デイリーアーカイブ 2月 21, 2024

【20日の市況】ペトロブラスとヴァーレの下落にもかかわらずIbovespaは0.68%上昇、最高値は13万0,000ポイントに

 カルフール・ブラジル(CRFB3)株は昨年最終四半期には赤字だったが、その後にアナリストが有望なシナリオを見出したため、10%以上急騰した。ウォール街の低迷やコモディティの下落にもかかわらず、ボベスパ指数は0.68%上昇し、129,916...

中銀経済活動指数=23年は2・45%成長=前年割れで減速化を示唆

 中銀が19日に発表した経済活動指数(IBC‐Br)によると、2023年の国内総生産(GDP)は2・45%成長したと同日付アジェンシア・ブラジル(1)などが報じた。  IBC‐Brは地理統計院(IBGE)が発表するGDPそのもので...

イスラエル=ルーラを「ノン・グラータ」に=大統領は大使召還で応酬=ブラジル国内での評価は二分

 【既報関連】イスラエルによるガザ地区での人権蹂躙をナチスのホロコーストに比較した17日の発言により、イスラエル外相は19日にルーラ大統領を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)だ」に指定した。これを受け、ルーラ大統領はイ...

Anfavea=四輪生産300万台予測=26年にはコロナ禍前越えか

 全国自動車工業会(Anfavea)のマルシオ・デ・リマ・レイテ会長がバンジ局のインタビューに対し、ブラジルの自動車生産台数は2026年までに300万台に達し、新型コロナウイルスによるパンデミック前の280万台を上回る可能性があると...

サンパウロ市=コスプレ警官らが活躍=携帯電話窃盗犯を逮捕

 サンパウロ市カーニバルの警備で、コスプレ警官が携帯電話の窃盗犯を逮捕し、話題となっている。19日付フォーリャ紙(1)が報じている。  逮捕劇は18日午後、サンパウロ市南部のイビラプエラ公園で行われていた、DJペドロ・サンパイオをゲストに...

デング熱=疑似症患者が65万突破=死者は113人に

 【既報関連】保健省が19日、17日現在のデング熱の疑似症患者は65万3656人、死者は113人、死因を確認中の死者は438人と発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)(3)が報じた。  現在の感染率(人口10万人あ...

地域日本語教育の発展に寄与=聖南西教師研修会で知見共有

 聖南西教育研究会(渡辺久洋会長)による聖南西教師研修会が1月24~25日、サンパウロ州サンミゲル・アルカンジョ市のコロニア・ピニャール青年図書館宿舎で行われた。聖南西地区の日本語学校から17人の教師と、国際交流基金日本語上級専門家...

ボルソナロ=22日に連警で事情聴取=延期要請を最高裁が却下

 最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事は19日、ボルソナロ前大統領の弁護人の訴えを却下し、22日にクーデター画策の疑惑について証言を行うことをボルソナロ氏に命じた。同日付G1サイト(1)(2)が報じている。  ボルソナロ氏の弁護団は...

ミナス・ジェライス州=誘拐被害の女性が死亡=暴行後、生きたまま焼かれ

 ミナス・ジェライス州でカーニバル期間中に誘拐された21歳の女性が、炎に包まれた状態で発見され、亡くなった。20日付G1サイト(1)が報じている。  死亡したのはライゼ・ステファニー・ゴンザーガ・ラマーリョ・ダ・シルヴァさんだ。ライゼさん...

イタリア人移民150周年=子孫3千万人、強い影響残す

 2024年はイタリア人ブラジル移住150周年だ。ブラジル国内には現在、約3千万人のイタリア系移民の子孫がいるとされ、本国以外では米国に次ぎ、世界で2番目に大規模なコミュニティを持つ。グローボ局のテレビ番組「グローボ・レポルテル」が...

スザノ・イペランジアホーム=ダリア祭り、84種2万本が見ごろに=3月上旬2週末に拡大開催

 サンパウロ日伯援護協会(援協、税田パウロ清七会長)傘下高齢者施設スザノ・イペランジアホームによる第28回ダリア祭りが、3月2~3日、9~10日の2週末4日間にわたってスザノ市の同ホーム(Estrada do Tani, 751-A...

『楽書倶楽部』第71号

 日毎叢書企画出版(前園博子代表)の『楽書倶楽部』第71号が2月15日に発行された。43篇のコラムなどが掲載された充実の136頁。  冒頭、百歳の梅崎喜明さんの「日本語はどこへ行く」では《「カタカナ辞書」によって勉強しているが、ど...

がん患者支援騙る詐欺で豪遊か=実在の子供写真を無断で使って

 実在するがん患者の子供の写真を無断で使って、ネットで募金詐欺を行った疑いのある夫婦がリオ市で告発された。彼らはSNS上で偽の募金キャンペーンを行い、同情を誘うために実際の患者のプロフィールを使用していたとされ、集まった資金は旅行や...

小説=流氓=薄倖移民の痛恨歌=矢嶋健介 著=93

 母は私を孕もった時、それはひどい悪阻で医師をてこずらせ、かろうじて妊娠中絶を免れたのだそうだ。その時、母は初めて肋膜を患ったことを父に告げ、父をひどく落膽させた。事前に知っていたら妊娠調節の方法もあったろうに、と母をなじり、母はそういう告...