スザノ・イペランジアホーム=ダリア祭り、84種2万本が見ごろに=3月上旬2週末に拡大開催

来場を呼びかける援協およびイペランジアホーム関係者

 サンパウロ日伯援護協会(援協、税田パウロ清七会長)傘下高齢者施設スザノ・イペランジアホームによる第28回ダリア祭りが、3月2~3日、9~10日の2週末4日間にわたってスザノ市の同ホーム(Estrada do Tani, 751-A, Vila Ipelandia)で開催される。
 これまで同祭は2日間のみの開催だった。しかし、同ホームの中田和夫運営委員長によると、「せっかく綺麗に咲いたダリアを見てもらうのに、2日間だけというのはもったいない」として今回初めて2週末4日間に拡大。期間中は84種類約5000株(約2万本)のダリアが楽しめるという。また、昨年まではコロナ禍で出来なかったホームの内覧も、希望者を対象に行われるそうだ。
 同祭期間中、会場ではダリアの球根をはじめ、特製焼きそば、焼き魚、屋台形式での天ぷらや焼き鳥、寄贈のバナナや野菜類、井野養鶏場の鶏卵等のほか、スザノ福博村婦人部手作りの餅の販売も行われる。
 また、室内会場の舞台では歌手の平田ジョエさんや中瀬リカルドさんの歌謡ショーのほか、気炎太鼓、琉球国祭り太鼓などの演奏も披露される予定だ。
 駐車場は無料だが、入場の際には1人10レアルの入場料か、1kgの日持ちする基礎食料品(洗剤等でも可)の寄付が必要となる。
 サンパウロ市リベルダーデ区の援協前(Rua Fagundes, 121)からは同祭期間中、午前7時半に専用送迎バス(1人50レアル、帰りは午後3時発)が出る。予約、問い合わせは援協福祉部(電話11・3274・6518)まで。
 中田運営委員長、藤村隆次(たかつぐ)副運営委員長、三島セルジオ施設長らホーム関係者は「今年は駐車場にも砂利を敷いて整備し、ゲートボール場も完成しました。綺麗に咲き誇るダリアをぜひ、見に来ていただきたい」と来場を呼び掛けている。

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