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《ブラジル》1歳未満の栄養失調児=昨年の最多はバイア州=ヤノマミ族だけの問題でなく

栄養失調で入院した乳児の数が最も多かったのはバイア州と報ずる1月23日付アジェンシア・ブラジルの記事の一部

 【既報関連】ブラジル北部のロライマ州に住むヤノマミ族の子供達がここ4年間で少なくとも570人死亡という報道は世界中で注目され、この期間中の先住民対策などへの批判の声も出ている。だが、2022年に栄養失調で入院を要した1歳未満の子供(乳児)に限定して見ると、栄養失調児最多はバイア州だったと1月23日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
 小児保健観測所が保健省の病院情報システム(SHI)のデータを基に集計した結果、22年に栄養失調のために統一医療保健システム(SUS)での入院加療を必要とした乳児は2754人だった。これは1日あたり7回の入院が起きた事を意味する。
 乳児の入院者数を地域別に見ると、北東部が1175人、中西部が777人、南東部が617人、南部が376人、北部が328人となっている。地域別入院者数最多の北東部の中でも入院者数が多かったのはバイア州の480人で、州都のサルバドール市では159人が入院した。同調査のコーディーネートを担当した小児保健観測所のクリスチアノ・ボコリニ氏は、地域や自治体による格差の大きさに驚いている。
 同氏はオズワルド・クルス財団(Fiocruz)の科学情報通信研究所の調査員でもあり、入院患者のデータ入力までにかかる時間などのせいで、SIHのデータは数値が変わり得るという。
 同氏によると、2021年から22年にかけては乳児の入院数が3946人から2754人に減少したが、栄養失調児が蔓延している状況は変わっていないと警告している。
 小児保健観測所はオズワルド・クルス財団(Fiocruz)やアルトゥール・デ・サー・エアルピ・ネット・センター(Unifase)と協力し、5歳以下の子供の健康状態についてのデータや情報を集め、地域社会に発信している。同観測所の目的は質の高い情報へのアクセスを拡大し、全国の情報も含めたデータに関する理解を促進する事だ。

 

 

 

 

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