リオ・グランデ・ド・スル州豪雨=死者107人、被災者148万人=週末強い雨でダム崩壊警戒

水に浸かった州都の中央部(©Gustavo Mansur/Palacio Piratini)
水に浸かった州都の中央部(©Gustavo Mansur/Palacio Piratini)

 【既報関連】4月28日からの豪雨の爪痕の全貌さえ描けない状態が続くリオ・グランデ・ド・スル州では、一部地域で雨のために中断した以外は、懸命な救出・捜索活動が続いており、9日朝現在の死者は107人、負傷者は374人、行方不明者は136人に増えたと9日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。8日朝現在の行方不明者は前日より減ったが、9日は再び増加。水害との関係を確認中の死者は1人に減った。
 死者最多はクルゼイロ・ド・スルの8人で、グラマド7人、ベント・ゴンサルヴェスとサンタマリア各6人、カシアス・ド・スルやラジェアド、ヴェルノポリス各5人、ポルト・アレグレとカノアス4人のように続く。避難所にいる人は6万7563人、親戚や知人宅などにいる人は16万5112人と報じられているが、現地メディアなどは、行く所がなく、車中生活をしている人などもいると報じている。

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