ソリダリオ=横浜で移民117周年イベント=移民船が旅立った地で交流事業

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 NPO法人「ブラジルソリダリオ横浜」(横浜市所在、斉藤達也理事長、横浜市会議員)は日本時間21日(土)10時から、神奈川県横浜市の「香淳皇后の歌碑」「ララ物資の記念碑」前と象の鼻パークで、ブラジル日本移民117周年を祝う記念イベント「VIVA!117」を開催する。予約不要、入場無料。最寄駅はみなとみらい線「日本大通り駅」1番出口。
 同広報によれば、多くの移民を送り出した横浜からブラジル日本移民117周年を祝うと共に、270万人となったブラジル日系人に思いを馳せ、日本とブラジルの友好と連携に心を刻む機会とするのが目的。横浜市と都市間連携の覚書を交わしているサントス市との絆を確認し、日系ブラジル人との交流を深める機会にする。
 10時から両碑前で行われる第1部の記念式典では、海外移民慰霊施設長の伊藤修氏が祈祷を行う。ララ物資とは、終戦直後にアメリカの「アジア救援公認団体」(LARA)を通じて日本に送られた救援物資のこと。大量の食料品、衣料品や医薬品が横浜港を拠点にして日本全国に配布された。その横にある歌碑にある香淳皇后の歌碑は、1949年に昭和天皇・香淳皇后が横浜港のララ倉庫を行幸啓された際に香淳皇后が感謝のお気持ちを詠まれた歌の碑。
 第2部は正午から16時までのステージショーとなり、場所を象の鼻パークに移す。斉藤理事長や伊藤施設長が開会のあいさつやオープニングトークを行う。その後、三宅太鼓、アフロ・ブラジル/ソウ・アズール、サンバ/タルタルギーニャス、アシェ/クルベ・ダ・パイシャオン、サンバ/ピーラジール、インデアンダンス/クラウジオ、サンバ/ブロコ城南などが披露される予定。
 当日はシュハスコやフェージョアーダ等のキッチンカー、ガラナ、ビール、カイピリーニャ、ブラジルの観葉植物、ブラジルの植物で作ったアクセサリー、イベントTシャツ・ワッペン等の販売が行われる。
 問い合わせは同NPO法人横浜事務局(電話045・935・1315)まで。詳細はサイト(https://brasilsolidario.sakura.ne.jp/yokohama/)で確認を。

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