ブラジルの「恋人の日」の由来は?

ジョアン・ドリア氏の父(X)
ジョアン・ドリア氏の父(X)

 12日はブラジルでは「恋人の日」に当たる。他の国と違い、ブラジルでは2月14日のバレンタインデーの習慣がない。この「恋人の日」も元々は商戦上の戦略で生まれたもの。サンパウロ市市長、サンパウロ州知事だったジョアン・ドリア氏の父親は終戦直後に広告代理店を経営しており、さる有名店から「売り上げが少ない6月に商品が売れるキャンペーンを考えて」と頼まれ、恋人の日を始めたところ、大ヒットし、他の店にも広がったとされている。なお、バレンタインのチョコレートは日本の商戦戦略として生まれている。(1)

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