横浜=セルジオ越後講演、サンバ実演も=Viva115、29日に

セルジオ越後氏(wikimedia commons)

 日本ブラジル間の友好交流拡大に取り組む日本のNPO法人「ブラジルsolidario横浜」(斉藤達也理事長)は29日、ブラジル日本移民115周年を記念したイベント「Viva115」を横浜市中区の公園「象の鼻パーク」(海岸通1丁目)で開催する。ブラジル出身の元プロサッカー選手・セルジオ越後氏のトークショーや、ブラジル料理、サンバなどの文化体験企画が行われる。入場無料。
 講演を行うセルジオ氏(2世)は18歳でブラジルの名門サッカーチーム「コリンチャンス」とプロ契約を結び、その後日本でも活躍。現在はサッカー解説者として活動を行っている。講演では両国の文化を知る同氏が日系人とサッカーについて語る。
 会場では、サンバチームによるサンバダンスやブラジル北東部バイーア州発祥の音楽「アシェ」の実演が行われる。ブラジルでの公演経験もある「三宅太鼓」も参加する。キッチンカーによるブラジル料理販売や、ブラジルグッズ販売も行われる。
 同イベントはブラジル日本移民への理解を深めてもらうこと、横浜市とサントス市の友好交流を目的に5年前から行われている。
 同団体はイベント開催にあたって、ボランティアスタッフの募集を行っている。協力希望者は29日午前9時30分に会場へ集合すること。詳細は同フェイスブック(https://www.facebook.com/brasilsolidarioyokohama?locale=ms_MY)まで。

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