【11日の市況】イボベスパ指数は2.26%上昇だが週足では5%下落、ドルは5日間で5.3%上昇

 中国がゼロ・コロナ政策の規制を緩和するというニュースは、輸出セクターの企業を後押しした。Ibovespaは金曜日(11日)、2.26%上昇して112,253ポイントで終値となった。ブラジルの指数は、一部、国外の動きに追随したが、主にコモディティ関連輸出企業の業績が牽引した。しかし、今日の上昇では、週足で5%の下落を補うには十分ではなかった。
 主な高値銘柄は、CSN(CSNA3)の普通株が16.81%高、ウジミナス(USIM5)のシリーズA優先株が10.58%高、ヴァーレ(VALE3)の普通株が10.40%高となった。JBS (JBSS3) とミネルバ (BEEF3) の普通株はそれぞれ11.92%と10.49%上昇した。
 中国のゼロ・コロナ政策が少し緩和され、シャットダウンが緩むというニュースがあった。これがブラジルの輸出企業、ひいてはIbovespaを押し上げた。
 アジアの巨大企業は第1次産業の主要な消費者であり、彼らがパンデミックの抑制に厳しくなくなるというニュースは、中国経済がより成長し、国内の消費も成長すると市場に思わせた。
 大連証券取引所における鉄鉱石の価格は、1トン99.86米ドルで5%上昇し、取引を終了した。ブレント原油は2.50%増の96.01ドルだった。
 今日のIbovespaを引っ張ったのはコモディティとかなり連動しており、一方で国内市場の銘柄は苦戦が続いている。国内市場関連株は、前日の政治ニュース(次期大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバが財政的に無責任と解釈される発言など)を受け、下落基調で推移した。
 アメリカの銀行であるシティは、金曜日、この発言を理由にブラジルへの投資エクスポージャーを減らしたほどだ。
 Ibovespaの最大の下落銘柄のうち、13.07%下落となったのはマガジンルイザ(MGLU3)の普通紙であった。小売業者は昨日、第3四半期のバランスシートを発表し、一部アナリストを苛立たせた。次にロカウェブ(LWSA3)の普通株が9.82%下落、コグナ(COGN3)も5.68%下落した。
 今日の動きは正確には回復ではない、なぜなら昨日もっとも下落したのは国内シナリオに関連した銘柄で、それは今日も下落したからだ。
 ブラジルのイールドカーブは、外部シナリオに反して上昇を続けた。ルーラ政権が公共支出を増大させて財政バランスを崩すのではという脅威により、投資家はブラジルへの投資にさらなるリスク回避を求めている。
 2023年型DIsの利回りは1.2ベーシスポイント増の13.72%、2025年型は25ポイント増の13.30%となった。2027年限と2029年限の利回りはともに21ポイント上昇し、13.19%と13.24%になった。2031年のDIは18ベーシスポイント増の13.23%だった。
 一方、米国の 10 年物国債利回りは 3.3bp 低下して 3.811%、2 年物国債利回りは 2.9bp 低下して 4.33% となった。
 米国債は、10月のインフレ率が予想より低く、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを縮小する可能性があることから、木曜日に下落傾向が続いた。
 米国の主要株価指数も、前日に見られたものを拡大した。ダウ平均は0.10%、S&P500は0.92%、ナスダックは1.88%の上昇となった。
 ドルも、ついに同じ方向へ。アメリカの通貨の強さを他の国際通貨に対して測る指数であるDXYは、1.67%下落し、106.39ポイントとなった。
 対レアルでは、1.17%減の5.333レアル(購入時)、5.334レアル(購入時)と、やや減少した。この週、アメリカの通貨は対ブラジルで5.3%の高値を記録した。
 国外でのドルの動きのほか、レアルは通常、コモディティ関連市況の向上により若干の恩恵を受け、その国の貿易収支を押し上げた。
 今週金曜日、移行PECの基本文書の発表が延期されたというニュースも、レアルに利益をもたらしたと見られている。市場は、財政問題や社会問題への公的支出の継続を示唆する文章に懸念を示すと予想している。

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