
米金融大手モルガン・スタンレーは20日に公表した顧客向けリポートで、ブラジル株に対する評価を「オーバーウェイト(買い推奨)」に引き上げた上、ブラジル株式市場の主要指数であるイボベスパが、2026年中旬までに18万9千ポイント(P)に達すると予測した。これは、現行水準に対して36%の上昇を意味する。同社がブラジル市場に対して強気な見通しを示す背景には政権交代の可能性や現在の株価が割安であることが挙げられ、政治的変化と経済環境の改善が、今後の市場成長を促進すると見ている。同日付CNNブラジルなど(1)(2)が報じた。