ブラジル株式市場の主要指数であるボベスパ指数は7日、米国市場の持ち直しを受けて午後にかけて下げ幅を縮めたが、最終的には前日比0.09%安の13万3,397.52ポイントで取引を終えた。取引高は197億レアルと、やや控えめな水準にとどまった。週間では1.28%の下落、月初来で1.24%のマイナスとなっているが、年初来では依然として10.90%の上昇を維持している。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受け、米株式市場は一時不安定な動きを見せたが、引けにかけて上昇に転じ、投資家心理をある程度下支えした。