サンパウロ大都市圏で突風や降雹を伴う雨、65万世帯で停電

強風で屋根がとばされた家(サンパウロ市東部、7日付G1サイトの記事の一部)
強風で屋根がとばされた家(サンパウロ市東部、7日付G1サイトの記事の一部)

 7日午後、大サンパウロ市圏で突風や降雹を伴う雨が降り、サンパウロ市非常事態管理センター(CGE)が南部と東部、南東部に洪水警報も出した。突風は屋根や看板を飛ばし、倒木も起こしたが、倒木が起きればほぼ間違いなく起きるのが停電。Enelによると、7日は65万世帯が停電となり、14時頃までに50万世帯が回復というが、聖市の南部と東部、ABC地区の一部は22時40分現在も17万軒余りが停電していたという。海岸部からの熱気と湿気による強風や雨は夏の特徴の一つ。不安定な天候はしばらく続く。(1)(2)

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