邦人が強盗被害=パウリスタ大通りで

 在サンパウロ日本国総領事館の安全情報によると、3日午後7時頃、サンパウロ市パウリスタ大通り37番地のカーザ・ダス・ローザス周辺で20代の邦人男性が強盗被害に遭った。
 被害者は勤務先を退社後に徒歩で帰宅途中、前述の場所で白いパーカーを着た15歳前後の少年4~5人に四方を囲まれた上で体をまさぐられた。その際、被害者のポケットに入っていた携帯電話及びカバンの中にあった勤務先ビルの入館証を奪われたという。
 被害者に人的被害はなし。被害品は携帯電話と勤務先ビルの入館証。
 総領事館では、日中の人通りがある状況でも強盗事件が発生しているとし、外出時は常に警戒心を維持し、時折周囲に視線を向けるなど警戒心を顕示すること、特に昨年12月以降、サンパウロ市各所で邦人が被害者となる強盗事件が多発していることから、より一層の注意を呼びかけている。

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