邦人が強盗被害=サンパウロ市パライゾ地区で

 在サンパウロ日本国総領事館の安全情報によると、4月20日午後11時頃、サンパウロ市パライゾ区サンパイオ・ヴィアナ街532番地付近で駐在員が強盗被害に遭った。
 被害者は当日、午後10時半頃にグアルーリョス空港に到着後、空港タクシーでパライゾ区方面に帰宅中、前述地点で被害に遭遇した。突然、賊の乗った黒い自動車がタクシー前方に割り込んで停車し、中から銃を所持した賊が降車。タクシー運転手と被害者に順番に銃を突きつけ所持品を強奪したという。
 賊は10代後半から20代前半くらいの若者で、帽子とマスクを着用。ドライバー役と強盗役の2人組とみられ、犯行後は車で逃走した。
 被害品はリュック、携帯電話、財布。
 総領事館では、夜間の交通量が少なくなった時間帯は強盗被害に遭うリスクが高くなるため、可能な限り夜間の移動は避けること。車両での移動時でも周囲に不審な車がいないかなど警戒心を維持し、細心の注意を払うこと。被害に遭った際に賊に手渡すための財布や、ある程度の現金を準備しておいたり、パスポートやカード類等の貴重品を車内の足下やトランク内に隠し置くのも一つの方法だとして、注意を喚起している。

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