日本人駐在員ひったくり被害

 在サンパウロ日本国総領事館の安全情報によると、5月16日午後4時頃、サンパウロ市ビラ・ギリェルミ区ザキ・ナッキ大通り沿いのエキスポ・センター・ノルテ付近で日本人駐在員が携帯電話(スマートフォン)のひったくり被害に遭った。
 被害者はエキスポ・センター・ノルテで開催されていた展示会を見学。帰宅のために前述地付近で携帯電話の配車アプリを使用し、画面を確認していたところ、背後から現れた賊(10代少年)に手に持っていた携帯電話をひったくられた。賊はそのままザキ・ナッキ大通りを走って逃走した。
 被害者に人的被害はなし。被害品は携帯電話のみ。
 総領事館では、携帯電話を狙った窃盗被害が多発しているとして、屋外での使用はできる限り避け、必要な場合は付近の建物内に入って使用すること、配車アプリを利用する場合はできるだけ建物内で行い、車両が近くに来るまで建物内で待つなど屋外での携帯電話操作を避けること、大人数が集まるイベント開催時は会場周辺での交通渋滞や雑踏に紛れて窃盗や強盗等の犯罪が増加することもあるとし、常に周囲の状況をよく確認することなど、注意を呼びかけている。

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