セレソン次戦は強敵モロッコと=代行指揮官の下での一戦に

 サッカー・ブラジル代表(セレソン)のW杯後初の試合が、モロッコ代表を相手に行われることが決まった。新監督はまだ決まっておらず、同試合は監督代行の下で行われる。15、16日付現地紙、サイトが報じている。
 セレソンの次の親善試合はモロッコ北部のタンジェで行われることになった。モロッコ代表は昨年のW杯で、ベルギー、スペイン、ポルトガルといった強豪を次々と撃破。セレソンのベスト8を上回るベスト4を記録した手ごわい相手だ。
 また、そのメンバーも、次々と好守を見せたゴールキーパーのボノ(セヴィージャ)を中心に、ウイングのツィエク(チェルシー)、サイドバックのハキミ(ボルシア・ドルトムント)、W杯で一躍知名度を上げたボランチのアムラバト(フィオレンティーナ)など、注目の選手が目白押しだ。
 セレソンはチッチ監督に代わる後任監督が決まらず、この試合の指揮はラモン・メネゼス監督代行が執る。ラモン氏は、12日まで行われていたU20南米選手権でU20代表を12年ぶりに南米一に導いた指揮官だ。
 後任監督に関しては、ブラジル・サッカー連盟(CBF)が大物外国人監督に強いこだわりを見せている。ここ数日、ブラジルではレアル・マドリッド現監督のカルロ・アンチェロティ氏が有力との噂が出ているが、レアル側が放出を認めるかどうかが注目されている。

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