《ブラジル》サッカーW杯組合せ、スイスなどと同組=強敵いないが油断できず

 1日、11月から行われるサッカーのW杯カタール大会の組合せ抽選会が開かれ、ブラジル代表(セレソン)はG組でセルビア、スイス、カメルーンと同組となった。1日付現地サイトが報じている。
 抽選会はカタールのドーハで開催された。この抽選会でくじを引く担当者の中には、2002年W杯でセレソンの主将を務めたカフーもおり、話題となった。
 抽選会直前に発表されたFIFAの新ランキングで1位となったセレソンは、第1ポット8チームの最初に振り分けられ、G組となった。G組には同ランキング14位のスイス、25位のセルビア、37位のカメルーンが入った。
 スイスとセルビアは前回のロシア大会でも同じ組だった。カメルーンはその前の14年のブラジル大会の時に同じ組となった。
 セルビア、スイスは共に、国際的に際立った選手はいない。だが、欧州予選ではセルビアがポルトガルを、スイスがイタリアを振り切ってグループ予選を1位で突破して本戦出場を決めているだけに、セレソンとしても油断はできない。

 日程は11月24日がセルビア戦、28日にスイス戦、12月2日がカメルーン戦となる。
 12月3日からの決勝トーナメントの山も発表されており、セレソンがG組を1位で通過すれば、12月5日にH組2位と、2位で通過すると12月6日にH組1位と対戦する。H組にはポルトガル、ウルグアイ、韓国、ガーナがいる。
 また、準々決勝はE組、F組のいずれかのチームとの対戦になる。E組にはスペイン、ドイツ、日本など、F組には前回大会の準々決勝でセレソンを破ったベルギーと、同大会で準優勝したクロアチアなどがいる。
 他方、前大会優勝のフランスや、イングランド、アルゼンチンといった国とは少なくとも準決勝まで対戦しないことにもなった。
 猛暑の砂漠地帯ゆえ、異例の11月開催となった今大会は11月21日から12月18日までの開催となる。

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