知事選決選投票=サンパウロ州はタルシジオが当選=全27人の知事が確定

次期サンパウロ州知事のタルシジオ氏(Marcello Casal/Agencia Brasil)
次期サンパウロ州知事のタルシジオ氏(Marcello Casal/Agencia Brasil)

 10月30日、12州で知事選の決選投票が行われ、27の連邦自治体の知事が確定した。就任は23年の1月1日だ。10月30、31日付現地紙、サイトが報じている。
 ボルソナロ大統領の推薦を受けたサンパウロ州のタルシジオ・デ・フレイタス氏(共和者・RP)は得票率55・27%で当選。同州で28年続いた民主社会党(PSDB)政権を終わらせたのは、ボルソナロ政権の元インフラ相だった。元サンパウロ市市長のフェルナンド・ハダジ氏は労働者党(PT)の同州知事候補では過去最高の44・73%の支持を得たが、及ばなかった。
 タルシジオ氏は、護衛スタッフの銃撃戦もみ消し疑惑や選挙戦協力者のカルラ・ザンベッリ下議の選挙前日の銃携行騒動などもあったが、支障はなかった。
 南大河州では大統領候補にも名前が出たエドゥアルド・レイテ氏(PSDB)がボルソナロ政権で閣僚を歴任したオニキス・ロレンゾーニ氏(自由党・PL)を破り、再選。バイア州では無名だったジェロニモ氏(PT)が元サルバドール市長で地元の名門政治一家のACMネット氏(ウニオン)を破った。アラゴアス州では汚職疑惑で知事停職ともなったパウロ・ダンタス氏(民主運動・MDB)がロドリゴ・クーニャ氏(ウニオン)を破り、再選を果たした。
 他の再選者は、アマゾナス州ウィルソン・リマ氏とロンドニア州マルコス・ロッシャ氏(共にウニオン)、エスピリトサント州レナト・カーザグランデ氏とパライバ州ジョアン・アゼベド氏(共に社会党・PSB)。ペルナンブッコ州ラケル・リラ氏と南マット・グロッソ州エドゥアルド・リエデル氏(共にPSDB)、サンタカタリーナ州ジョルジーニョ・メロ氏(PL)とセルジッペ州ファビオ・マチディエリ氏(PSD)は初当選だ。
 次期知事の政党別内訳はPTとウニオンが各4人で最多で、PSDB、MDB、ブラジル社会党(PSB)の各3人が続く。女性知事はペルナンブッコ州のリラ氏(PSDB)とリオ・グランデ・ド・ノルテ州のファッチマ・ベゼーラ氏(PT)の2人のみだ。

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