《ブラジル》北東部=ペルナンブコ州の死者127人に=4州海岸部に強い雨との警報も

土砂災害が起きた地域に投入されたショベルカー(TV Brasil)

 【既報関連】ペルナンブコ州の水害死者は2日午後の段階で127人に増え、避難所に身を寄せる人も9千人を超えたと2日付現地サイトが報じた。
 土砂災害が発生した地域や川の流域での捜索活動は地元住民や消防士、軍兵士らによって続けられているが、2日もまだ2人が行方不明とされている。
 土砂災害などで家屋を失い、27市111カ所にある避難所に身を寄せている人は9302人に達した。緊急事態や非常事態を宣言した市は31、何らかの被害が出た市は51に及んでいる。
 レシフェ大都市圏などでは防災ダムの水量が限界に達しているところもあり、常に防災情報に耳を傾けている必要がある。
 同州での死者は5月25日以降に発生した土砂災害や洪水による犠牲者で、腐敗が進んだ遺体も回収されている。1日は、土砂災害から逃れるために移動している途中の非番の消防士が、泥に足を取られて転倒した際、抱えていた荷物で大怪我を負い、死亡するという事故も起きた。

アラゴアス州の被災地(Portal Oficial do Governo do Estado de Alagoas)

 アラゴアス州でも死者が出るなど被害が広がっている。同州では親戚や友人宅、避難所に身を寄せている人が約1万2千人いる。パライバ州でも強い雨を見ている。
 国立気象観測所は2日、マラニョンやピアウイ、セアラー、リオ・グランデ・ド・ノルテの4州では3~4日、海岸部を中心に強い雨や風に見舞われる可能性があるとの警報を発した。これら4州での雨は1日50~100ミリ、風は時速60~100キロに及ぶと見られており、停電や倒木、洪水といった災害の他、感電事故が起きる可能性も指摘されている。

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