デイリーアーカイブ 6月 29, 2022

《ブラジル》ワーゲンが集団休暇採用=半導体不足は解消せず?

 フォルクスワーゲンが27日、サンパウロ大都市圏サンベルナルド・ド・カンポ市にある工場の従業員が10日間の集団休暇に入ると発表したと同日付アジェンシア・・ブラジルなどが報じた。  会社側は集団休暇に入る従業員の数などを明らかにして...

《ブラジル》大統領令で総弁護庁に権限付与=バラマキ法案の成立迅速化狙う=識者が批判「本来は選挙高裁」

 ボルソナロ大統領は27日、選挙年である今年に連邦政府が行う行動に関する最終決定を総弁護庁(AGU)に行わせるという内容の大統領令を出した。これは現在、連邦政府が行っている「バラマキ」とも取れる、福祉優遇政策を違法とされずに施行する...

《ブラジル》呼吸器疾患で小児科病床が満杯状態=薬不足も問題を深刻化?=新型コロナも増加傾向

 秋から冬に移る時期は例年、呼吸器疾患の患者が急増する。だが現在、サンパウロ州では小児科病床が満杯状態に近く、救急外来での対応を一時的に停止する病院まで出ていると27日付現地紙、サイトが報じた。  サンパウロ州では呼吸器疾患の子供...

《ブラジル》現政権で5人目のペトロブラス総裁が就任=大統領は燃料代抑制を期待

 ペトロブラスの経営審議会は27日、カイオ・マリオ・パエス・デ・アンドラーデ氏を経営審議会の委員兼総裁後任として承認。28日から職務に就いた。当面の任期は来年4月までとなる。27、28日付現地紙、サイトが報じている。  アンドラ...

《ブラジル》建設業界=6月の信頼感指数やや回復=インフレは2・81%?

 ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)が27日、6月の建設業界の信頼感指数(ICST)は前月比で1・2ポイント増の97・5ポイントとなったと発表したと同日付現地サイトが報じた。  ICSTは0~200で表され、100以上だと肯定的な見方を...

《ブラジル》検察局がタルシジオ候補の登録住所捜査へ=サンパウロ州知事選出馬に危機?

 サンパウロ州検察局は27日、サンパウロ州知事選でのボルソナロ大統領の候補、タルシジオ・デ・フレイタス氏(共和者・RP)の登録住所に関する捜査を連邦警察に依頼した。これで違反ということになれば知事選には出馬できず、大統領にとっては痛手となる...

おしゃべりパパガイオ

 ボルソナロ大統領が米国のバイデン大統領のことを「北米のJB(ジャイール・ボルソナロ)」と呼んだ。これは27日、ボルソナロ氏がパウロ・ゲデス経済相と会談した際、「米国の経済政策もブラジルが辿ったのと同じ道を行きつつある」といったときに飛び出...

《ブラジル》ネトフリが強姦シーンカット=人気女優クララの強姦妊娠報道で

 女優クララ・カスターニョの強姦妊娠里子と情報漏洩事件の余波が続いている。  ネットフリックスは、クララが出演したドラマ「ボン・ジア・ヴェロニカ」から彼女が強姦されるシーンをカットする処置を行った。  彼女はまだ21歳だが、ネッ...

エスペランサ婦人会が解散か?=関係団体に通知、事務所整理も

 1949年8月に創立し、日系社会の中でも70年以上の歴史を持つエスペランサ婦人会(倉持恵美子会長)が解散の危機に追い込まれている。会員の高齢化に伴って年々規模を縮小している中、約2年におよぶコロナ禍での活動自粛が追い討ちをかけてい...

堀江渚さん『幸せってなあに?』=日本語教育論や移住体験を随筆で

 堀江渚さん(本名、宮崎高子)がこの20年ほどの間に書きためた随筆などをまとめた作品集『幸せってなあに?』を3月にサンパウロ市で刊行した。文学仲間の村上敞子さんと広川和子さんと共に編集部を訪れた。  27頁には《四十五年程前、私は...

こどものそのフェスティバル=7月2~3日に開催

 知的障害者の生活支援活動を行う社会福祉法人「こどものその」(小田セルジオ会長)は7月2~3日、「第37回こどものそのフェスティバル」を、サンパウロ市イタケーラ区の同団体施設で開催する。  会場では、焼きそばやてんぷら、お好み焼き...

【記者コラム】そろそろ日本からの郵便復旧を=隣国には航空郵便が届くのに⁉

 「日本からの郵便物は届くようになったのですか?」との問い合わせを頻繁に受ける。現在、ブラジルから日本へはほぼ普通に送れるようになっている。だが「日本から届いた」という話はごく稀にしか聞かない。  そこで日本の郵便局のサイトを調べると《国...

《特別寄稿》パラナ、そしてブラジルとの約束=連邦下院議員 西森ルイス弘志

 私は20年以上前に公職に就き、すでに州議会議員を2期、そして現在連邦議会議員として3期目を迎えています。政治家としてのキャリアをスタートさせた当初から、自治体のニーズに対してより焦点を絞った活動を行う必要性を感じていました。  ...

【28日の市況】外国や財政リスクからの下げ圧力でイボベスパ指数0.17%下落、ドルは0.60%上昇

 中国で感染規制が緩和されたことによるコモディティの上昇は、下落を和らげたものの、市場の悲観的な見方を払拭するには十分ではなかった。Ibovespaは火曜日(28)に100.591ポイントで0.17%、下落して閉じました。ブラジル証券取引所...