デイリーアーカイブ 4月 19, 2022

《記者コラム》プーチンとボルソナロが密談?!=ブラジルはロシアの味方なのか

 2月前半までブラジル国内で「覇権の多極化」が公に議論されることはほぼなかった。これは覇権国である米国の没落を肯定し、ドル一極体制に対して疑問を呈する考え方であり、常に欧米を仰ぎ見てきた南米としては、左派的なポジションを持つ一部の人...

《ブラジル》偽インボイスでマンガン輸出=不法採掘の品、大半は中国に

 ブラジルは世界第4位のマンガン埋蔵国だが、現在採掘されているマンガンの多くは違法採掘で、大半は中国に輸出されていると18日付エスタード紙などが報じた。  マンガンは鉄鋼生産に不可欠な原材料の一つで、ブラジルは全世界の埋蔵量の約1...

《サンパウロ州》「誰に鳴らしていると思ってんだ!」クラクション鳴らされて激怒=鳴らした男性の腕の骨を折り逃走

 サンパウロ州海岸部のサンヴィセンテ市で12日、後ろの車にクラクションを鳴らされて立腹した男性が車を降り、鳴らした人物に喧嘩を吹っかけ腕の骨を折って逃げるという事件が起きたと13、14日付G1サイトなどが報じた。  被害者は63歳...

《ブラジル》キンダー・エッグの回収要請=欧州でのサルモネラ菌汚染受け

 イースター前でチョコレートの売り上げが最も伸びる時期の13日、ブラジル国家消費者局(Senacon)がフェレロ・ド・ブラジル社にキンダー・エッグ(キンデル・オーヴォ)の自主回収(リコール)を求めたと同日付アジェンシア・ブラジルなど...

《ブラジル》保健相がコロナ禍緊急事態宣言の解除を発表=パンデミック終焉は意味せず=疑問残るワクチンや薬の使用許可

 ケイロガ保健相が17日、「国家重大公衆衛生緊急事態宣言(Emergência de Saúde Pública de Importância Nacional、EPIN)」の解除を発表した。これは新型コロナのパンデミックが騒がれ始...

《ブラジル》大統領選でルーラが15州で有利=ボルソナロに追い上げ傾向=鍵握るサンパウロ州やリオでの支持動向

 大統領選挙での予測で、現時点では15州でルーラ元大統領(労働者党・PT)が、8連邦自治体(7州と連邦直轄区)でボルソナロ大統領(自由党・PL)が有利であることや、勝負のカギを握っているのはサンパウロ州やリオ州などであることが報じら...

《ブラジル》TVリポーターをメッタ刺し=批判報道への報復の可能性も

 ブラジリアで14日夜、グローボ局ブラジリア支局のジャーナリストが少年2人にナイフで刺される事件が起きた。同ジャーナリストはこの数日前にブラジリアのガン・クラブの不正疑惑を伝える報道を行っており、報復行為である可能性も考えられている...

《ブラジル》23歳のダニエル選手が南米新記録を達成=韓国男子マラソンで2時間5分切る

 17日に韓国のソウルで行われた男子マラソンで、ブラジルから参加したダニエル・ナシメントがブラジル人選手として初めて、南米選手でも史上最高となる2時間4分51秒を記録した。17、18日付現地紙、サイトが報じている。  ダニエルはこ...

世界の銀行で最も高収益な10行=うちブラジル勢は4行も

 金融情報プロバイダーのエコノマチカが21年に行った資産額1千億ドル超の大手銀行の収益性に関する調査によると、収益率の上位10行中4行はブラジルの銀行である事が分かったと18日付現地サイトが報じた。  収益率別リストの上位1、2位は米国の...

おしゃべりパパガイオ

 先週は受難日からパスコア(イースター)までの3連休で賑わったサンパウロ市。今週はチラデンチスの休日に2月末のはずだったカーニバルが重なり、通常の年とは異なる不規則な週となる。先週付本面でも報じた通り、南部イピランガでの大型イベントは市役所...

コロナ禍経た、文協の今=ビル改修、イベント再開=ブラジル独立200周年記念事業も

 ブラジル日系団体の中心的存在と言われるブラジル文化福祉協会(文協、石川レナト会長)。2020年3月からの新型コロナウイルス感染拡大により、各種イベントが中止を余儀なくされ、現在の会員数は約1300人と以前に比べて減少している。そう...

健康体操が対面で再開=熟ク連など各地で教室

 コロナ禍で各種イベントの開催が見合わせられる中、ブラジル健康体操協会(川添敏江会長)は、パンデミックの収まりを見計らいながら、3月からサンパウロ市の熟年クラブ連合会などで対面教室の開催を再開させ始めた。  川添会長によれば、パン...

ヤマグチ・ニゼ医師=「ブラジルを治療する」=日系社会に応援呼びかけ

 10月の上院議員選挙に出馬予定のヤマグチ・ニゼ医師(62歳、2世)が4月6日、ブラジル日本文化福祉協会(文協)、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)、サンパウロ日伯援護協会(援協)を表敬訪問し、日系団体関係者に選挙協力を呼び掛け...

ブラジル日系文学69号刊行=「多くの投稿をお寄せください」

 ブラジル日系文学会(櫻井セリア会長)は3月、『ブラジル日系文学69号』(発行者=近藤アンドレ、編集者=宮川信之)を刊行した。編集者の宮川さんが12日に編集部を訪れ、刊行報告と同誌への寄稿呼び掛けを行った。  今号ではモジ在住の野...

西村さんが天に召されて12年(2)=広島県 松岡亜紀夫

 当時、フンダソンの昼食は生徒が作っていた。材料に卵や豚肉の一切れがあればいい方だった。調理担当の生徒が失敗した時には、アフォース(脂飯)、フェィジョン(豆煮込み)、アルファッセ(サラダ菜)だけという時もあった。  文句を言う生徒は一人も...

第74回全伯短歌大会=作品募集=6月15日締め切り

 椰子樹社と本紙共催で「第74回全伯短歌大会・誌上大会」を9月上旬に開催するにあたり、作品を募集する。対象は会員に限らず、短歌愛好者なら誰でも応募、参加ができる。  自作、未発表の作品2首を応募用紙に記入。応募者名、年齢、住所、電話番号を...