
明治大学国際日本学部藤本由香里教授が7月1日18時半、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル2階貴賓室にて、「世界に広がる漫画の現在とBL研究」と題した講演を行う。
日本の漫画文化は、いまや世界中で親しまれ、大きな影響を与えている。講演では、漫画研究者の藤本教授が、漫画を学術的に扱う意義や日本の漫画界の全体像、そして世界への広がりについて、わかりやすく解説。ポルトガル語解説あり。入場無料だが、チケット販売「Sympla」にて事前申込が必要。
電話での申込・問い合わせはサンパウロ人文科学研究所(11・3277・8616、対応時間平日14~18時)まで。
藤本教授は、明治大学国際日本学部で漫画文化論・ジェンダー論を教えている漫画研究者で、研究テーマとして、漫画の一ジャンルとしてのBL(Boys, love)やGL(Girls, love/百合)研究を行っている。「BL(百合)の国際的な広がりと、その国でのLGBTとの関係」を調査しており、今年度からの新しいプロジェクトでは、なかでもイスラム圏とラテンアメリカに焦点をあて、ラテンアメリカではブラジルが最初の調査国となるそうだ。