サンパウロ市貧民街の住環境改善で合意=住民移転と都市再生を段階的に

モイーニョ地区を視察するルーラ大統領夫妻(Foto: Paulo Pinto/Agência Brasil)

 連邦政府とサンパウロ州政府は26日、サンパウロ市中心部の国有地にある貧民街「ファヴェーラ・ド・モイーニョ」の住民に対する住環境改善に向けた合意を締結した。本合意は、同地域における治安対策及び都市再生計画の一環と位置づけられており、住民の円滑な移転と新居取得を支援するため、両政府が協力して住宅供給及び家賃補助を実施することを柱としている。今後は、住民の尊厳を尊重しつつ、段階的に移転を促進すると共に、土地の公園化や地下鉄の駅建設を含む都市整備計画を進める見込みと26日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。

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