![モラエス判事の写真を差し出すサラザ−ル下議(Ⅹ)](https://www.brasilnippou.com/wp-content/uploads/2024/05/66be091042231d147ccfd1225ce37048.jpg)
7日、米国の下院で、「ブラジルにおける言論の自由」についての人権委員会の公聴会が行われた。そこでは、共和党議員たちがアレッシャンドレ・デ・モラエス判事の虚報監視を保守派への「検閲」と批判し、民主党議員が「1月8日襲撃事件を煽動し、大統領選の結果を覆そうとした人たちの主張に過ぎない」と反論するなど、白熱した議論が繰り広げられた。同日付フォーリャ紙(1)などが報じている。
今回の委員会の傍聴席には、ボルソナロ前大統領三男のエドゥアルド下議(自由党・PL)をはじめ、モラエス判事から逮捕命令を出されて米国に逃亡中の極右ブロガーのアラン・ドス・サントス氏、ラヴァ・ジャット作戦元検察主任で元下議のデルタン・ダラグノル氏といった、ブラジルを代表する保守派がずらりと顔を並べていた。