母の日祝賀会で日本語演劇=「苺太郎」で会場笑いの渦に

苺太郎が誕生した場面では大きな笑いが起こった

 サンパウロ州アチバイア市のタンケ地区日本人会(村上昭会長)は5月27日、「第38回母の日祝賀会」を同会館で行った。日本人会役員による日本語演劇などを楽しみに100人以上が集まった。
 役員による日本語演劇は、これまで60回以上披露されてきた。役員の杉野孝さんと青山明正さんは「今後も年に2回、出来る限り継続していく」と熱く語る。
 近年は来場者に日本語が不得手な人も増えたが、舞台設備や小道具、衣装、効果音などの演出を大げさに、わかりやすいものにすることで、誰でも理解でき、笑えるよう工夫しているという。

100人以上を集めた会館の様子(小野エミル市長のフェイスブックより)

 今回は花と苺で有名なアチバイア市にちなんだ演劇「苺太郎(桃太郎のパロディ版)」を披露した。
 あらすじは、おじいさんとおばあさん、娘のモラン子が仲良く苺を育てていると、特大の苺が出来、その中から「いちご太郎」が生まれてくる。いちご太郎は、犬、猿、クジャクと共に鬼退治のため、鬼が島へ向かう。鬼は魔法で改心し、皆と仲良く暮らすようになり、いちご太郎はモラン子と結婚し、ハッピーエンドとなる。
 いちご太郎登場の場面では会場からどよめきと大きな笑い声があがり、鬼退治へ向かう場面では、観客の子供の飛び入り参加もあり、大きな盛り上がりを見せた。終幕時には大きな拍手が会場から送られた。
 アチバイア川筋清流太鼓の演奏なども披露され、会員らは持ち寄った夕食に舌鼓を打ちながら、母の日を祝った。

アチバイア川筋清流太鼓が演奏後にお辞儀をする様子

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