虚子忌全伯俳句大会4月に=4年ぶり開催、サンパウロ市からバス

来社した皆さん

 リベイロン・ピーレス日伯文化協会俳句部などによる「第28回虚子忌全伯俳句大会」が4月21日午前10時、リベイロン・ピーレス市の同協会館(Rua Primeiro de Maio, 56)で開催される。参加費は50レ(昼食代含む)。大会参加申し込み期限は4月14日まで。
 案内のため大会運営に携わる小斎棹子さん、西川明美さん、中馬和子さん、山城みどりさんが編集部を訪れた。小斎さんらは「コロナ禍で3年間休止していましたので、再開がとても楽しみです。皆さん是非ご参加ください」と呼びかけた。
 兼題は「虚子忌」「秋の水」「新豆腐」「秋の灯」「旅人木」、「虫しぐれ」「冬支度」など秋一切、5句投句、5句選。
 大会参加申込みは午後5~10時の間に西川さん(電話11・98805・0366)、西川さん夫(電話11・99918・7082)、中馬さん(11・4828・3307)まで。今年は招待状送付を行っていないため、参加希望者は必ず連絡すること。
 当日はリベイロン・ピーレス日伯文化協会提供の無料送迎バスが午前8時にリベルダーデ日本広場マクドナルド前から出る。バス利用の申込みは小斉さん(電話11・5589・5296)まで。
 大会前には虚子句碑への献花を行う。選者にはサンパウロ市の俳誌俳壇から約3人を迎える。

サビアの独り言

 同俳句大会はコロナ禍で3年間開催できなかった上、年々参加人数が減っているという。小斎さんは「一回、一回が最後だと思っています」と語っており、もし本当に今回が最後になってしまっては寂しい限りだ。俳句に興味はあっても今まで大会には出たことがなかった人などは、ぜひ参加してみてはいかがか。

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