サッカーＷ杯でブラジルが準々決勝で敗れたことで、商業界にも損害が及んでいる。特にそれが激しいのがバールなどの飲食業界で、敗退により、Ｗ杯中は３０％増と見込んでいた人の入りが１５％程度になると見られているためだ。特に、試合を生観戦できるよう準備していたバールやレストランのショックは大きい。シュラスコの数が減れば、肉やビールなどの売上にも影響が出ているはずだ。景気に関するプレッシャーまでセレソンに課すのは酷な話だが、Ｗ杯のたびにそれだけの期待を多方面から受けているのは事実であり、ある意味、セレソンの宿命だ。次回こそは２４年ぶりの優勝を見たいところだが。
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９日、サンパウロ市西部のカンジード・ポルチナリ公園で南米最大規模の大観覧車「ロダ・リコ」がオープンした。かねてからの話題性の高さゆえ、９日は長蛇の列でにぎわったが、午後に２時間ほど動かなくなるなどのトラブルも生じた。原因はゴンドラの中の空調が効かず、車内が暑くなりすぎたためだとか。なにかと機械の故障が多い伯国だが、それが操業初日に早くも出るとは。安全な操業を期待したいところだが。
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週末は久々に晴れ、最高気温も３４度まで上がったサンパウロ市。だが、それもつかの間、１２日からの天気は下り坂で、１３日も強い雨が降る可能性がある上、週末も雨とか。Ｗ杯の試合のあるタイミングで雨になっているような気もしないではないが、準決勝や決勝も家で観戦しやすいか。
