子役とその両親殺害の被告、法廷で居直り

クペルチーノ被告(Reproducao)
クペルチーノ被告(Reproducao)

 2019年に子役俳優ラファエル・ミゲルさんとその両親を殺害したとして起訴されたパウロ・クペルチーノ被告が29日、サンパウロ市バラ・フンダの刑法裁判所での公判に出頭した。同被告はサンパウロ市の自宅前で、娘の交際相手だったラファエルさんとその両親を娘の面前で射殺した後、偽の身分証明書を作り、変装するなどして少なくとも3カ国をまたに1年以上逃亡。全国的な話題にもなった。同被告は弁護士からの質問には答えるが、検察側の質問には答えたくないと裁判官に伝えており、「昨夜はよく眠れた」「私は殺人など犯していないから、謝罪の必要すらない」と発言。反発を招いた。(1)

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