第58回花祭り、13日=リベルダーデ広場で開催

 ブラジル仏教連合会(清野暢邦会長)とリベルダーデ文化福祉協会(ACAL、矢野ペドロ会長)による「第58回花祭り」が13日午前10時から、サンパウロ市リベルダーデ区の同駅前広場で行われる。
 花祭りは、お釈迦様の誕生を祝う行事。お釈迦様は紀元前5世紀頃、現在のネパール・ルンビニの花園で誕生したといわれている。誕生日は4月8日で、この時期になると寺院ではたくさんの花を用いた「花御堂(はなみどう)」を作って、お釈迦様の誕生を祝う。
 開会式が午前10時に行われ、お練り行列は午前11時から行われる予定。会場では、花御堂に置かれたお釈迦様の仏像に甘茶をかけるお参りも行われる。甘茶かけは、お釈迦様が誕生した時に、飲むと不老不死になるという伝説の飲み物「甘露」が空から降ったとの逸話に由来している。
 花祭りには、宗派に関係なく参加でき、子どもの健やかな成長や家内安全を祈願するものとしても知られている。

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